2022年5月24日 火曜日
先日(4月末頃)年少だけで駐車場へスナップエンドウを採りに行きました。その時初めてお並びをしました。みんなで並んで歩くことも初めてということで、歩いているうちに次第に道路の中程まで広がってしまって、とても上手に並んで歩きましたとは言えない状況でした。すると園長先生が帰る前頃にみんなで採ったスナップエンドウを1個手に取りパクンと開いて、袋のベットできれいに並んだ豆達を見せてくださいました。それを見た年少さん達も駐車場に引いてある白い線の上に豆に負けないようきれいにお豆さん並びをしました。ちょっぴりはみ出ていた子どもには園長先生が「トントン」と中に入れてくれて、上手に並んで園まで帰ることが出来ました。
その後運動会で並んで歩くことを何度も練習していた年少さんは、昨日、夏野菜やびわ等の様子を見に年少だけで並んで歩いて行ってみました。広がっていく子が数人、どのクラスにもいましたが、お豆さん並びと列での歩きをしっかり覚えていて歩く事が出来ました。カラスに食べられたびわを見つけて「どうしょう」とみんなで考えていると、年中さんが新聞紙で作った袋を持って来てびわにかけてくれました。年少さんもホッと安心し、笑顔になりました。
そして今日、年中さんと手を繋いで、屋外ゆうぎ場へ行くことになりました。正門を出た途端、気が付くと初めて草履をはいてきた子ども達が、鼻緒の一方に5本の指全部出して歩いていたり、数歩歩くと脱げてしまったりして、中々進めず、四苦八苦しながらもどうにか屋外ゆうぎ場にたどり着き、早速レジャーシートを広げるとペアで行った年中・年少さん同士が、1枚のシートに水筒を並べていきました。年中・年少さんが話を聞くために園長先生の前に座ると、園長先生が園舎の前にいた「保育園の友達や先生達に挨拶した?」と言われ、慌てて挨拶をしていました。その後芝生の所は登ったり、降りたりしない事、花が咲いている木があるけど、その花をとらない事、また芝生が濡れている所があるので、赤いポールと黄色と黒のバーがある所には入らない事等の約束をしました。
最初は年中さんは上側(長い滑り台から汽車のあたり)、年少さんはその横の黄色い滑り台から築山あたりで分かれて遊ぶことになりました。初めて屋外ゆうぎ場で遊ぶ子もいて、築山での遊び方も知らない子がいたので、年少さん全員に靴を脱ぐことや柵の上にのったり、コンクリートのところにぶつかったりしない事や芝生のところは滑る事が出来る事等話してくださって、わくわくしながら何度もキャキャと声をあげて、黄色い滑り台を滑っていました。築山でも裸足になって、芝生の感触を味わいながら転がったり、先生と一緒に滑ったりして楽しんでいました。
そして年中さん達が大きく長い滑り台等を楽しんでいるのを見た年少さん。「自分も」とやりたくなるのがみつばっ子‼年中さんのところに行こうと先生の横をすり抜けて走ります。両手を広げて「ダメ~」と教師が止めると、「何で行けんの?」「遊びよるやん」と行こう行こうとスキを狙います。そんな年少さんの気持ちに園長先生が「年少さんもいいよ」と声をかけてくれ、年少さんも長い滑り台を滑ることが出来ました。「帰りま~す」の呼びかけに子ども達は「まだ 遊びた~い‼」と教師の手を振り払う子もいて、大・大・大満足の一日になりました。我を忘れて急な山を上がり降りしていた子ども達は、夜ぐっすり夢の中・・・で楽しんでいることでしょう。