2011年5月23日 月曜日
今日は朝から子ども達も「寒い縲怐vと言いながら登園してくると自分達でスモックを着る子もいて肌寒い一日になりました。年少児も自分で判断してスモックを着る姿もみられ、随分成長した姿が見られるようになりました。雨が降り続き園庭は水たまりでいっぱいです。テントから流れ落ちる雨水を見て「いっぱい降りよるね。」「シャワーみたい。」とちょっぴり楽しげなI君。大人にとって憂鬱な雨でも子ども達にとっては楽しいものです。お部屋でも粘土遊び、つみ木遊びを中心に友達同士で会話をしながら楽しんでいて、遊びをみても子ども達の成長を感じる事ができました。
粘土で遊んでいたRちゃんは粘土を転がして細くするとつなぎ合わせる部分に少し丸めた粘土をくっつけて外れないようにしっかりとつなぎ合わせていました。形が変わる毎に自分のイメージを友達に伝えながら「ヘビができたよ!」「アイスクリーム!」と言って楽しんでいました。つみ木を重ねていたY君は高く高く積み上げて嬉しそうでした。よく見ると縦と横で方向を変えながら慎重に積んでいます。周りに友達が近づいてくると、手で囲んで倒れないように守っていました。
そんな中テラスで遊んでいたSちゃんとIちゃんはカップいっぱいにだんご虫を入れて帰ってきました。土も湿っぽくなっていてだんご虫にとって絶好の環境になっていたようです。
毎日図鑑を見ながらだんご虫を探して、先週の金曜日にはだんご虫になってあそんでいる子もいました。そこで、去年の年少児が運動会で踊った「どんぐり団とだんご虫」を踊ってみる事にしました。さくら組とひまわり組の子ども達は曲を聞いた途端にだんご虫の動きを真似し始め、教師が踊り始めるとすぐに立ち上がってホール全体を歩き回っていました。仰向けになって手足をバタバタさせている様子はだんご虫にそっくりで子ども達もだんご虫の曲が大好きになりました。
ただ踊るだけではなく、実際に目で見て触ったものを取り入れる事で子ども達にとってイメージが湧き、自然と身体が動いたようでした。実体験と結びつける事が保育の中でこんなにも大切になってくるんだなと改めて実感しました。このようにしてたくさん動いた子ども達は、「お腹が減った!!」といい匂いにつられて階段を降りてきました。今日のメニューは子ども達の大好きなスパゲッティーです。自分達で大事にテーブルまで運んで食べ始めると、副園長の手作り給食で朝からソワソワしていた子ども達は、「今日はおかわりがたくさんありますよー。」という放送で何度もおかわりに行き「お腹がいっぱいになったよ」と完食したお皿を見せにきてくれました。嬉しそうな子ども達の顔を見ると、私たちも幸せになりました。
きりん組はケアフル竹原を訪問しました。園を出るときに副園長に教えてもらったニコニコ笑顔の挨拶をバスの中で練習しながら、ケアフル竹原に着いた子ども達は大きな声で挨拶をするとおじいちゃのばあちゃん達も笑顔で返してくださいました。手話教室で習った手話を披露したり、ようちえんの好きな遊びを絵に描いて紹介したりしました。また、親子運動会で年少児が行った「とっきゅうでんしゃにのって」をした時は、東京、大阪、博多のそれぞれの名物をケアフルの方にクイズで出したり、踊りの中でたくさん触れ合ったりして楽しい時間を過ごしました。
これからも何をしに行くのかを子ども達と考えて、意味のある交流になるようにしていきたいと思います。