幼稚園の日記(ブログ)

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  2022年3月28日 月曜日

週明けから寒さが舞い戻り、雨の多い週となりました。
いつもなら大好きな築山に駆け登って滑り降りてと、身体いっぱいを使って遊んでいた子供達ですが、
それもお預けとなり、テラスから「雨ねぇ」と言いながら外を眺めていました。
そして、雨があがった木曜日、今日はいっぱい外遊びが出来ると、園庭を見ると、水たまりがいっぱいです。
この水たまりで遊ぶには、まだ少し気温が低いので、水たまりのない道路側の花壇のそばに、
ベンチと工事用のコーンで仕切りをして、どろんこままごとのスペースを作りました。
花壇には三好先生が育ててくださった菜の花・チューリップ・パンジーが可愛く咲き、子供達を迎えてくれました。
菜の花を指差し「きいろ」と言ってるU君。
「これは?」と指差し花の名前をたずねてくるIちゃん。
パンジーを指差し「赤・白・黄・紫」と言っているMちゃん。
色の名前がわかるようになっています。
保育教諭がチューリップを手で作り、チューリップの歌をうたうと、
真似っこをしながら一緒に歌う可愛い姿もありました。

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花壇のそばに小さなアリがいるのを見つけたれもん組のY君は、
「先生見て、アリさん、チューリップ見に来たよ」と教えてくれました。
その後Y君は、毛虫を見つけて、「何これ?」と言い、
以前読んだ【はらぺこ青虫】の絵本を思い出したのか、
「今日は何食べるん?」「ちょうちょになる?」と質問してきました。
ひよこ組になったばかりの頃は、喃語を使っていたY君が、4月からはたんぽぽ組。
こんな質問をしてくるようになった事がすごく嬉しかったです。

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雨で柔らかくなった土は、ままごと遊びをするのに最適で、
お団子ができたり、スプーンやスコップで廃材カップの中に繰り返し入れたりしていました。
給食の時はスプーン使いが苦手な子も、上手に入れていて、関心しました。
Kちゃんは大きなお皿に入れたどろんこをしゃもじで切り分けていました。
作ったごはんをベンチに並べて、友達に見せ、片言で「ちゅごいね」と誉め
『自分のも見て』とアピールしているRちゃんも、またここではいちにん前の仲間です。

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さて、遊ぎ場での生活にも慣れてきた子供たちは、工事を見てきたこともあり、
コーンから出入りしてはいけない事も自然に身につき、出ようとする子がいると「ブーブーよね」と教え
ほとんどの子がスペースの中で遊べています。
遊びがどんどんエスカレートしていくと、手もズボンも靴もどろんこになってしまったけど、
気にする事なくキラキラした目で夢中で遊んでいる姿を見ると、嬉しくなり、笑顔で見守ってしまいます。
汚れを気にすることなく思う存分遊ぶ中で、子供達は色々なことに気付き、学んでいます。

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築山の前の桜が何ヶ所か開花しました。もうすぐくる満開の日が楽しみです。
毎日子供達と見に行こうと思います。コロナ渦を気にすることなく、
野外遊ぎ場のすばらい環境の中で伸び伸びと保育出来る事に、感謝の日々です。

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