2022年3月21日 月曜日
今週も晴れた日が続き、日中は遊んでいると汗ばむほどの天気でした。元気いっぱいの子ども達は、暖かい気候と共により一層活発に遊んでいます。
屋外遊ぎ場の工事も終盤になり、工事の道具類が整理され広くなった園庭に子ども達は靴を履くと次々に走り出して行き、砂遊びに三輪車、ビックボスなど思い思いの遊びを楽しんでいます。そんな中、毎日ビックボスで遊んでいるTくんは、屋外遊ぎ場へ来た頃は丸太側からのぼりビックボスの頂上から下で遊んでいる友達の姿を眺めていましたが、最近、丸太の反対側のクライミングに興味を持ち少しずつのぼる挑戦をしはじめました。最初は保育教諭に支えてもらいながら一つ一つ慎重に足を進めていたTくんでしたが、今では1人であっという間に上まで行くと反対側へのり越えて丸太側からひょっこり涼し気に顔を覗かせていました。そんなTくんに影響され、1人また1人と好奇心旺盛な子ども達が次々とクライミングに挑戦する姿が見られるようになり、クライミング側からのぼることができる子どもが増えてきています。発達の著しい子ども達は好奇心旺盛で、お互いが刺激し合って自ら成長している姿が見られ、頼もしく思います。
一方、園庭が広くなったことで、今まで屋外遊ぎ場の工事のため柵の向こう側に隠れていた築山が久しぶりに姿を見せてくれました。緑の大きな山に興味津々の子ども達は“なんだろう?”と目を輝かせ、早くいってみたい!とウズウズしているようでした。工事現場の方に声をかけてもらい、いざ築山へ!「靴を脱いで上がるよ~」と声をかけるとすぐに靴を脱いで芝の山をのぼろうと頑張っていました。つるつるすべる芝に悪戦苦闘しながら、手と足に力を入れて踏ん張りながらのぼる子、コツをつかんで立ったままのぼれるようになった子、中にはトンネルの入り口にある石を使って滑らないようにのぼる子もいました。試行錯誤してのぼった築山の上はポカポカと暖かく、「気持ち~!!」と大はしゃぎの子ども達です。滑り降りる姿も様々で、座ってすべる子、大の字に転がってすべる子、滑りながらくるくる回って見せてくれる子などいて、何度ものぼってすべる姿はとても生き生きしていました。
屋外遊ぎ場で生活しているこの機会に、子ども達と一緒の思いっきり体を動かしてコロナはもちろん、病気にも負けない丈夫な体と何にでも挑戦しようとするたくましい心を育てていきたいと思います。