2022年3月17日 木曜日
今日はうさぎ、ぱんだ、ちゅうりっぷ、すみれ、たんぽぽ青の保育参観及びクラス別保護者会がありました。この5クラスの中で、先日の生活発表会を見に来る予定だった日に欠席になってしまい、見に来ることが出来なかった方がいらっしゃる3クラスは、園長先生が考えてくださりミニ発表会をする事になりました。今回も会場は戸外の特設ステージです。保護者の皆様の座席も密にならないように間をあけ、2列目の席は前列の椅子と椅子の間になるように工夫して作りました。そして3クラスの保護者の方が見て分かるようにプラカードをする事でスムーズに座って頂くことが出来ました。
出演者の子ども達も登園した子から着替えたり、教師達は舞台の見直しやCDの音出しを確かめたり、大忙しで進めていきました。そこには今日、参観でないクラスの先生達も裏方として力を貸してくださり、ござ、パーティション、音響等々準備をしてくださり、場を盛り上げてくださいました。その中で今日のミニ発表会を誰が進めていくかと言うことをすっかり忘れていました。それに気付いた先生が声をかけてくださったこともあり、すぐ園長先生に相談に行くと、「今日 来てくれている年長さんがいるわよね」と言うと、さっと動いて、年長の先生に声をかけてくださいました。急遽依頼を受けた進行役の年長さんもスタンバイし、お客様もほぼ座った9時15分過ぎ、発表会が始まりました。年中さんの着替えが早かったこともあり、始めの挨拶、年中さんの歌、ちゅうりっぷ組の踊りがとんとんと進んで、次はすみれ組の番です。テラスで待っていたすみれ組の子ども達は「〇〇ちゃんの為に頑張るぞ‼」と手を振り上げて、マスクの袋、小道具、大道具を持ち、スタンバイしました。ちゅうりっぷ組が終わると、さっと大道具を自分達で運び、年長さんの合図でさっとマスクを袋に入れることも忘れずに出来ていたことに驚きました。発表会の練習が始まってから発表会の日まで、お互いの踊りやオペレッタを興味深く見ていたすみれ組の子ども達は、終わってからは自分たちの踊り以外のしたい役を踊っていました。踊りもオペレッタもすっかり覚えたすみれ組の子ども達は、もう一度みんなでしようとなった時「〇〇したい」「〇〇する」としっかりお面や小道具も作っていました。そして本来の役の友達に混じって楽しんでいました。そこには友達同士で教え合い、声を掛け合って楽しむ姿が見られ、それがそのままミニ発表会でも見ることが出来ました。
友達のことを気にかけ、力を貸してあげられるすみれ組の子ども達の成長を感じると共に見る事が出来、とてもうれしく思いました。そして何よりミニ発表会をする為に、園長を始め、多くの教師達が力を貸してくれて、温かい発表会になり、教師達と卒園して預かり保育に来ていた年長さんがさりげなく手伝ってくれるこのみつばの良さを感じた一日でした。このような大変な時こそ、知恵を出し合い、工夫し、保護者の皆様のお力も借りながらすてきなミニ発表会が出来た事、嬉しく思います。