2022年2月20日 日曜日
屋外遊ぎ場第二園舎での生活も一ケ月が経ちました。働く車が大好きな子ども達は毎日ダンプカーやクレーン車、ショベルカーなど遊ぎ場の工事に次々やってくる様々な働く車に興味津々です。れもん組は第二園舎の二階で生活しているのですが室内からでも働く車の様子が見えるよう保育教諭が窓の下に椅子を置くと次々子ども達は椅子の上に立ち、嬉しそうに工事の様子や働く車の様子を観察していました。乗り物が好きなKくんは登園すると自ら窓の下へ椅子を運んでいくようになり、働く車達の様子を観察するのが日課となっています。その様子を見た他の子ども達も自ら椅子を運んで観察を始め、友達同士で「クレーン車すごいね!」「あ!ダンプカー来たよ」などと話し、盛り上がっています。普段はここまで動いている働く車を見ることはできないので車大好きの子ども達には工事中の今だからこそ見られるこの環境は嬉しい楽しい最高の環境だなと思っています。
また、雨上がりの戸外ではまるでお池のような大きな水たまりができているのを見つけると「お団子作ろ~♪」とOちゃんは泥団子を作り始めました。すると僕も!私も!と次々子ども達がやって来て水たまりは人気の遊び場となりました。泥団子を作り終えたOちゃんは「手が汚れちゃったから洗う!」と言って水たまりの中に手をつけましたがいくら洗っても水が泥で濁っているのできれいにはなりません。すると「あれ?おててがきれいにならない~」と困った顔で言っていてそんな可愛らしい姿に思わず笑ってしまいました。Yくんはスプーンで器用に水をすくい、ペットボトルの中に入れていました。ペットボトルの中を満タンにしようと夢中になっているその集中力にも驚かされました。また、Kくんは水たまりの中に石や泥を投げて水がはね返ってくるのを楽しんでいました。すると、他の子ども達も真似し始め、水がはね返るたびケラケラ楽しそうに笑っていました。様々な遊び方で泥遊びは盛り上がっていてこれからも自然の教材を大切にしていきたいなと思いました。
保育室前のテラスは音楽を流すと踊りが好きな子ども達がどんどん集まり、ステージへと大変身します。芝生の方から手拍子をしてお客さんになって見ている保育教諭や子ども達が増えるとテラスで踊っている子ども達はますます気合が入って楽しそうに踊る姿が見られました。幼稚園の発表会が終わると、次は保育園児の番です。日頃の保育の中で遊びながら発表会の踊りなどを取り入れ、楽しく活動できるようにしていきます。
まだまだコロナとの戦いが続く日々ですが三葉幼稚園の教師の合言葉コロナだから出来ないではなく知恵を出し合って出来る方法、工夫をこらして子ども達にとって必要な経験ができるよう頑張っていきたいと思っています。