2022年2月3日 木曜日
今日はまめまきの日、教師達は恵方巻きをどのようにして子ども達に指導するか話題にしていました。そんな中、子どもたちは野外ステージを使って発表会の自主練習をしていました。一方、園庭の真ん中では、年長の子どもたちがボールを投げて遊んでいました。先日も登場したきりん組のSくんは、今日も反対側に置いてあるバスケットゴールのところからボールを入れようとしていました。ゴールに入ると、「よっしゃ~!」と言って喜んでいました。
また、子ども達は今日の節分の話を昨日教師から聞いていたこともあって、鬼のお面をかぶって、自分たちの中にいる悪い鬼を退治していました。たんぽぽ組の子どもたちも教師が扮した鬼に向かって、新聞紙で作った豆を投げたり、的あてをしたりして季節の行事を楽しみました。内容を理解しているかどうかは疑問ですが、そのやりとりが楽しくて「鬼はそとー!」「福はうちー!」と言いながら、いろいろな鬼を退治していました。
そして、いよいよ楽しみにしていた節分給食の時間になりました。今日の給食は、節分の特別メニューです。自分たちで恵方巻を作ります。給食の前に戸外で古森先生からいろいろな野菜と栄養いっぱいののりを使って恵方巻を作ることを話してもらいました。のりのふとんを敷いて、ごはんを平らに伸ばして具材を「にんじんさん。」「ごぼうさん。」「しいたけさん、きゅうりさん。」と歌いながら並べてのりのおふとんでぎゅうぎゅうとして逃げないように巻くことが大切だと教えてもらい、各学年の代表の子どもたちがチャレンジしてみました。古森先生から教えてもらった作り方の通りにしていくと、みんな上手にできていました。食べるときには、北北西のほうを向いて、しゃべらずに食べることを教えてもらいました。まさに今年のコロナ対策の黙食です。
お部屋に戻って、自分たちで巻いていくと難しい子もいましたが、どうにか自分たちで作ることができました。自分が巻いた恵方巻は、とてもおいしくて、野菜の嫌いな子も全部食べることができました。コロナの拡大が心配されますが、そんな中でも子どもたちがいろいろな経験をすることができるようにこれからもしっかりと、何事も前向きに考えていくことを実践していきたいと思います。