2022年2月2日 水曜日
昨日、屋外ステージで始まった発表会の自主練習は今日も盛り上がっていました。ぱんだ組のKくんは登園して所持品の始末を終えると、いそいそとぞうりに履き替えて「いってきまーす!」とステージへ飛び出していきました。時刻はまだ8時過ぎで、欲張りじいさん役はKくん一人でしたがそんなことは気にせず、小さな体を目一杯動かして堂々と欲張りじいさんを演じていました。
私が驚かされたのは、Kくんだけではありません。ステージで練習する子ども達が徐々に増えてきた頃、ふとステージに目をやると年中4クラスの子ども達が入り交じって練習していたのです。普段は赤と青の2コースに分かれて練習していますが、コースの枠を超えて子ども達が自分で考えて参加し、臆することなく自然と言葉を交わしながら練習していて、これがまさに三葉っ子の姿だなと昨年受け持っていた子ども達の成長を嬉しく思いました。
又、今日は発表会の座席のくじ引きも行いました。換気や密集、密接に注意しながら座席のくじを引いて、発表会の日にお父さんやお母さんに来てもらうことを楽しみにしていました。しかし、コロナ感染症・オミクロン株の感染拡大が続くなか、三葉幼稚園でも家族内感染による濃厚接触者がここ3週間を中心に発生し、松山市の指導により必要と判断された場合にはお知らせしているところです。今月に入って近辺の学校等の兄弟の感染により、濃厚接触者の連絡が入っています。その為、生活発表会の開催においても発表会前日に感染者が出た場合は、中止にせざるを得ない状況です。只今、屋外ステージを使ってどうにか開催できないものかと教師達で話し合っているところですので、日程等決まりましたらお知らせします。その時はご協力をお願いします。
屋外ステージの隣では、いよかんを使ったままごとが盛り上がっていました。このいよかんは、先日屋外遊ぎ場の果樹園で収穫したもので、小さかったり少し痛んだりしたものをままごとで使っています。ひつじ組のIくんは、いよかんを2つに切って絞り器で絞ると、「先生!いいにおいがするよ!」と笑顔でコップを差し出してくれました。いよかんの爽やかな酸味の香りは、果汁100%の本物のジュースです。本物の野菜や果物を本物の包丁や調理器具で料理する三葉幼稚園のままごとは、今日も活気に溢れていました。
明日、2月3日は節分です。年長児は身の回りにある廃材を使って鬼のお面を作りました。お面作りはお茶の子さいさいの子ども達。新聞紙を折ると頭に合うサイズに調整してセロハンテープで留めました。そこに付けるお面が、それぞれ違って面白いのが三葉っ子達です。箱に穴を開けて覗けるように工夫し被れるお面を作る子や髪の毛やひげを毛糸を使ってリアルに表現する子など、それぞれに工夫の凝らしたお面ができあがりました。明日は恵方巻の節分給食ということで、登園を楽しみにしている子ども達でした。