2021年12月14日 火曜日
後3日で餅つき。明日は年長さんがもち米を洗うなど、少しずつ準備が進んでいます。先日美味しい草餅を作りたいと、よもぎを持って来ていただけたらと手紙でお願いをしたところ、昨日・今日とぞう組やりす組の子ども達がよもぎを持って来てくれました。「これ おばあちゃんのところにあったんよ」と話してくれ、早速西棟の1階のテラスでよもぎの選別を始めると、その様子を見た年中さんが「先生 よぎり?」と尋ねるので、「よもぎだよ」「お餅つきの時入れると緑色のお餅が出来るんだよ」と言うと、「知ってる 美味しんだよねぇ」「僕もしていい?」と言って、手伝い始めました。初めてするK君、「どれをとったらいいの?」と聞いたり、「これ?」と尋ねたりしながら少しづつどんなよもぎが良いか分かるようになり、とり始めました。また年長さんは、昨年と今年もした経験から「先生 見てこの葉っぱ黒いのがついているから駄目だよねぇ」と、とって見せてくれました。そこに何をしているのか興味を持った他の年長さんが来て、「これ わらび餅になるん?」と聞いてきました。「ううん ちょっと違うかなぁ “よもぎ“と言って 緑のお餅になるんだよ」と答えたのですが、彼の中ではずっとわらび餅のようで、終わって片付けるまで、来た友達や年少さん達に「わらび餅になるんだよ」と教えてあげていました。
そして今日のお昼頃、年長さんが田植えをし、稲刈りをし、稲木にしていたもち米がお米になって届きました。今年も美味しいお餅が出来そうで、とても楽しみです。
その後年少4クラスは、会議室に上がりました。初めて発表会をする子どもも多く、”発表会って 何?”と言うところから説明が始まります。オペレッタの曲をかけ、どんな役がいるか聞くと、よく聞いていた子どもはすぐに手をあげて「〇〇もいたよ」「妖精も出て来たよ」と答えていました。まずは教師達が役になってみます。出てくる役を子ども達が呼ぶと、その役の先生が登場したのですが、「あれ あれ あれ?」2つのお面をかぶっている先生が・・・。それを見つけた子ども達は、「先生 する!」「僕も」「私も」と一緒にしようと手をあげてくれました。しかし今日は先生達のオペレッタと言うことで、子ども達はお客さんになってもらって、始まりました。人形劇、お楽しみ会の劇、そしてオペレッタと親しんできた子ども達も真剣で役になって一緒に手をあげたり、眠る所では一緒に寝たりしていました。そして最後の方には楽しくなって、”したい””やりたい”と思った子ども達が自ずと前に出てきて、教師の横に並んで踊っていました。終わってからも「したい!」「〇〇になりたい」と手をあげていた子ども達と一緒に踊ったり歌ったりして楽しみました。
このやりたいという子ども達の気持ちを大切に、発表会の練習も楽しんでいきたいと思います。わくわく、どきどき、楽しみです!!