2021年11月10日 水曜日
いよいよ作品展を3日後にひかえて、さくら組、ちゅうりっぷ組、たんぽぽ赤組の部屋が作品展の展示の部屋になっていることから、真ん中に作品展示用の島を作っていました。登園してきた子ども達は、「昨日言ってたみたいにロッカーがなくなってる!」「なにこれ!」とびっくり。通りがかったりす組のIちゃんは、「ひまわり組さんの絵可愛い!」「上手だね」と友達と言い合っていました。
さくら組では、園長に部屋での過ごし方を教えてもらいました。「ここの部屋は特別なんだよ、だってみんなの絵と作品が毎日見えるんだから」と楽しく過ごせるように話してもらい、「でも作品は触ってもいいかな」「ブロックは投げていいかな」としていいことと悪いことも一緒に考えると、「壊れるからだめー!」と手をバツにして言い合っていました。それから、もっと楽しいことを教えてもらいました。「真ん中に島があるけど、まわりでは沢山遊べるよね、こんなことしてみようかな♪」と園長の「歩く、止まる、座る」の合図に合わせて島のまわりをぐるぐる回りながら歩きます。「あっ間違えた!」「やったー!」と言いながらついて回る可愛い子ども達。もう一つの楽しいことは、お弁当や給食を島のまわりの好きなところで食べてもいいということでした。今日は、お家からのお弁当ということもあって、遠足の時のように「ここに座ろ」「一緒に食べよう!」と友達を誘いながら楽しい雰囲気で食べることができました。
何か障害ができた時に、「これがあるからできない」「やめよう」と決めつけるのではなく、「この状況をどう生かしていくか」「どうやったら楽しくできるか」と考えることが大切なんだと園長から改めて指導をしてもらいました。残り2日間ですが、特別な作品展のための部屋になった保育室を楽しみながら保育していきたいです。
また、年少児の共同作品の話もしてもらいました。おもちゃ箱を持ってきた園長は「この人形のおもちゃはね、みんながおやすみ〜って寝てる時に、次は自分達が遊ぶ番だ!って出てくるんよ」とポンっと人形を出して「どこに行こうかな、誰と遊ぼうかな」と子ども達の方に投げていきました。「でも、みんなが起きた時には急いで帰らないといけないの」おもちゃ箱に急げ急げと帰っていきます。「おもちゃのチャチャチャっていう歌があるんだけど、この話と一緒なんよ。楽しいでしょ♪」とみんなで歌ってみました。「なまりの兵隊は年長さんの鼓笛隊と似てるんだ」と歌の歌詞も分かりやすく教えてもらいました。すると、「みんなはどんなおもちゃが好きかな」と園長が聞くと、「プリンセス!」「クマの人形!」「ロボット!」と思い思いに言っていました。「じゃあみんなで作ってみる?」と言うと、子ども達はキラキラした目で「うん!」と頷いていて、作ることを楽しみにしている姿がありました。
明日、子ども達がどんな廃材を持ってきて作り始めるか、どんなものが出来上がるのかとても楽しみです。