2021年10月18日 月曜日
昨日から朝晩の気温が急に寒くなり、今朝も20℃を下回っていて長袖や長ズボンで登園してくる子どもも多くいました。しかし、三葉っ子は元気いっぱいでつりかんをしたり踊りを踊ったりして体をたくさん動かして遊んでいました。園庭を駆け回る子ども達がより安全に遊べるようにと今日は横断歩道が現れました。交通安全教室で習ったことを思い出しながら、「右を見て、左を見て、もう一度右を見て手をあげて」渡ります。運動会が終わった気の緩みと残暑が和らいだことで、より一層体を動かして遊ぶ子ども達ですが、怪我をしないで遊べるよう安全面も配慮して遊ばせていきたいと思います。
先週の金曜日に年長は園内に植えていた稲を刈りました。今年の稲はとても大きく生長したのですが、教師のミスでずっと泥舟に水が溜まったままになっていたことで根が腐り、稲を枯らしてしまったのです。そして、例年より早く稲を刈り取っていたのですが、なんと刈り取った株から新しい芽が出ていて、稲を実らせていたのです。必死で命をつなごうとする稲の力を目の当たりにした子ども達は、今日の稲刈りを楽しみにしていました。
6月にレインボーファームに隣接する田んぼに植えた苗が、どんな風に育っているのかと楽しみにしていた子ども達の目の前に広がったのは、黄金色に輝き、こうべを垂れる稲穂の壮大な景色でした。レインボーファームの方や稲を管理してくださっている堀内さんからお話をしていただいたり、園長からは3本の苗が、なんと45本にも増えていることに気付かせてもらったりして、稲の生命力の凄さを感じることができたようでした。そして、待ちに待った稲刈りの始まりです。金曜日に教えてもらった持ち方で稲を握り、力を込めて鎌を引きますが、太く育った数の多い株はなかなか刈ることができません。それでも力を込めて鎌を2,3回引いて、1人3株づつ刈ることができました。
今年は稲刈り機で稲を刈り取る様子を見せていただき、刈り取った稲が束になって出てくる様子を子ども達は驚いて見ていました。すると園長が、「子ども達にも体験させてもらえないか」とお願いしてくれ、なんと全員が稲刈り機で稲を刈る体験をすることができました。自分で刈った束になった稲を自分で運び、運転手さん達に稲木にしてもらいましたが、予定より多くなった稲の束は園長が重ねて干して、3階建ての稲木になったそうです。
これからしばらく天日干ししてから脱穀した後、12月のおもちつきで使用します。今からおもちつきが楽しみな年長児達です。
レインボーファームの方々、堀内さん、本日は子ども達のために貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。