2011年4月14日 木曜日
春風が心地良い中、バスの窓から田んぼの風景を眺めていた、くま組のYちゃんが「先生、今日は、昨日より暖かいね。だから、いっぱい花が咲いたのかなー」とつぶやきました。そのつぶやきを聞いた、ぱんだ組のMちゃんは、「本当やね、この畑にピンクの花が咲いてるね」と嬉しそうに言いました。何とも微笑ましい会話が飛び交う中、入園したばかりのたんぽぽ組のAちゃんが嬉しそうに何度もうなずく姿が見られました。子ども達の会話や表情を見て、花の美しさや暖かさに気付ける子ども達に私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
年長組では、今年からウサギやインコの世話をクラス別に当番制にする事になりました。第一回目は、きりん組さんです。教師からうさぎ当番という言葉や掃除の仕方を教えてもらうと、どの子も「ヤッター早くしたいな」と張り切る姿が見られました。そして、ほうきで掃いたり、餌を入れたりといつの間にか自分達で役割を分担しながら進めていました。きりん組の担任は、子ども達の一生懸命にウサギの糞をほうきで掃いたり、ウサギ小屋の奥まで入って野菜の食べ残しを集めたりする姿に感動で胸がいっぱいになったと話していました。ウサギ当番をする事で小動物と触れ合いながら自分達は、何が出来るのかと考えたり、命の大切さに気付いたり、弱い者に対する愛情や思いを持つ事が出来る子どもに育ってくれる事を願っています。
また、砂場では、どの子も次々と裸足になって力強くスコップで砂をすくって大きな山を作ったり、パイプをつないで水路を作ったりと考えを出し合って遊びを楽しんでいました。くま組のR君とMちゃんは、「明日も続きをしよう」と張り切ってこぶしを振り上げて見せてくれました。私も子ども達に負けないように体を動かしながら沢山の学びをしたいと思います。
今日から遊びのお部屋が始まりました。子ども達の笑顔と真剣な表情でいっぱいの第一回目の様子が見られました。