2021年10月10日 日曜日
一時預かりを月極で利用していた子達が保育園や幼稚園に移行し、少し寂しくなったぴよぴよですが隣の屋外遊ぎ場には毎日保育園児ひよこ組さん達が来て遊んだり運動会に向けてかけっこや踊りなどを楽しんでいるので子ども達を連れて遊びに行っています。又、未就園児保育のこあら組さんも遊びに来るので交流しています。
数日前、保育園児が「アンパンマン」や「からだダンダン」の曲に合わせて踊っていた時のことです。皆とは少し離れたビックボスの後ろに隠れていたぴよぴよのS君はビックボスとビックボスの隙間で一人大きく手を伸ばしてその場で楽しそうに踊っていました。
声をかけると止めてしまいそうなのでそのまま見ていると少し離れた所で踊っている他の子ども達の雰囲気を共有していることが伝わってきました。
又、今週こあら保育の日こあら組さんもひよこ組さんと歩いて遊ぎ場に来るという話を聞いたので散歩がてら幼稚園まで迎えに行く事にしました。ぴよぴよさん達は歩き慣れていて足取りもしっかりしていてすぐに幼稚園に到着しました。丁度、正門で並んでいたひよこ組(れもん)さんとこあら組さん達と合流、今度は遊ぎ場目指して出発です。
裏山の坂を下ってすぐ「あ!どんぐりだ!」と誰かが道に落ちているどんぐりに気付きました。ついさっき通った時は夢中で坂を上って来たのでどんぐりに気付かなかったのです。そこで皆が夢中でどんぐり拾いを始めました。
大きな丸いどんぐりとどんぐりの帽子もそばに落ちていたので拾って嬉しそうに握りしめていて、あいている片方の手で右手と右手でどのように手をつなごうか思案している姿がとても可愛らしくて見ていて胸がほんのり温かくなりました。
10月7日の地方祭の日は地域のお祭りが縮小されたため三葉幼稚園に獅子舞やお神輿がやってきて、子どもだけの秋祭りが開催されていました。そこで子ども達と幼稚園に向かっていく途中、山西町のお神輿に出会いました。
近くのコンビニの横を通りがかった時に勇ましい姿のおじさんが「可愛いなぁ、もっと近くに寄ってお神輿観て行ったらいいよ。」と声をかけて下さいました。大人数十人が担ぐ迫力あるお神輿に目を奪われているとおじさんが神輿の鈴をジャラジャラと鳴らしてくれ、子ども達も笑顔になりました。
再び幼稚園に向かっているとすでに獅子舞が始まっていてリズミカルな太鼓の音が聞こえてきました。急いで正門近くの空席か所に陣取り観覧しました。始めはゆっくりとした動きの獅子でしたが次第に太鼓の音も獅子の動きも激しくなってくると子ども達もノリノリで太鼓に合わせてジャンプ!避難車に乗っていた子もぴょんぴょん飛び跳ねて楽しさを体で表現していました。T君も避難車から身を乗り出すように獅子を指さして大興奮でした。
一時預かりぴよぴよでは家庭的な雰囲気でひとり一人と十分に関わることを大切にしながらも刺激の少ない環境を幼稚園、保育園児の大勢の子ども達と触れ合う機会を多く持ち子ども同士の触れ合いの中での心身の成長を促していきたいと思っています。