2021年10月7日 木曜日
コロナ禍だからできることがあるのではないかと昨年から始まった「子ども秋祭り」ですが、今年も山西団地の自治会役員さんからお神輿を2体貸していただけることになり、又、山西町二喜多津会の方々と清住の方々も獅子舞を披露してくださるということで夢の三葉幼稚園子ども秋祭りが実現したのでした。
昨日のお昼の放送で、お寺と神社の話を園長にしてもらい、秋祭りは山や草木などの自然に宿る神様や農作物の収穫に感謝するお祭りであることを知った子ども達は、それぞれが準備してきたハッピや洋服を身に付け、駄菓子屋さんなどで買い物をするための50円をしっかりと財布に入れて、「今日はお祭りよね!楽しみ♪」とにこにこの笑顔で登園してきました。
午前中の秋祭り速報でもお伝えしましたが、まずは山西町二喜多津会の方々と赤コースの子ども達によるお神輿のかき比べから秋祭りが始まりました。威勢の良い「わっしょい!」の掛け声に合わせて子ども達も声を出し、年長と年中児はお神輿と一緒に園庭を練り歩きました。又、二喜多津会の方々による獅子舞では、太鼓の拍子に合わせて手を叩いて、獅子の迫力のある動きに拍手喝采の大盛り上がりでした。
屋台の買い物では約束を守りながら、50円をどのように使おうかと自分で考えて買い物をしました。ここで、買い物での様子を少しご紹介したいと思います。
年少児も50円をどのように使おうかと自分で決めることができていました。お菓子のみを買う子、ゲームとお菓子を買う子、綿菓子とゲームとお菓子の全部をする子など、屋台での買い物をそれぞれがとても楽しんでいる姿が見られました。年中や年長児になると自分の為にゲームを楽しんだ後、綿菓子を食べた残りで家族へのお土産を買う子がいて感心させられました。
又、今年は綿菓子を食べると綿菓子で10円使った証明として領収書を渡すことになりました。後でお金を使った内容を確認する意味で発行したのですが、それが以外と子ども達に好評で、袋を確認するとちゃんと領収書が入っていました。なかには2枚入っている子もいて、みんなで綿菓子を嬉しそうに食べている姿がうかがえました。
ぜひ、ご家庭で買い物について話題にしてみてください。子ども一人一人がそれぞれの思いを持って買い物をしてきたことがわかると思いますよ。
後半は清住の方々と青コースの子ども達によるお神輿のかき比べです。こちらも赤コースに引けを取らない威勢の良い掛け声と練り歩きで、お神輿を上に差し上げて鈴の音を大きく鳴らしている様は圧巻でした。
清住の獅子舞では獅子が子ども達の目の前まで来てくれ、なかには獅子の表情に驚いている子もいましたが、獅子舞を始める前に「獅子は怖がりだから、近づいてきたら怖がらずに応援してあげてね。」と話してくれていたことで、怖がっていた悲鳴は段々と「がんばれ!」の声援に変わっていきました。
昼食は秋祭りの特別メニューで、「ちらし寿司、からあげ、トマトとサラダ、ゼリー」の子ども達の大好きなメニューで、子ども達は大喜びで食べていました。
山西団地自治会の方々、山西町二喜多津会、清住の獅子舞の方々、地域の方々の温かいご厚意とご協力あってこそ、三葉幼稚園の子ども達はとても貴重で楽しい経験をすることができたと心より感謝しています。ありがとうございました。
この楽しかったことを活力にして、又、子ども達の楽しそうな笑顔に教師達も勇気をもらい、運動会本番に向けての残り4日間を頑張っていきたいと思います。
【落とし物のお知らせ】
ハッピの帯2本の落とし物がありました。心当たりのある方はご連絡ください。