2021年10月3日 日曜日
1ヶ月近く屋外遊ぎ場第2園舎で保育をしていたひよこ組も今週から幼稚園の保育室に帰ってきました。幼稚園児や先生達から「おかえり~」と声をかけてもらうと、何のことか分からずキョトンと目を丸くしていました。
久しぶりの保育室ですがロッカーやくつ箱の自分のシールを見つけ上手に片づけていました。朝早く登園してきた子ども達はテラスに出て自然に遊び始めます。ままごとがでていると早速Yくんはキッチンの前に行き何やらごそごそ探しながらお料理を作り始めました。以前は取り合いになる場面もありましたが今は譲り合う事ができています。
また園庭で幼稚園児が運動会の練習をしていると、テラスに正座してじっと見ていました。その目は真剣そのもので、次第に身を乗り出しています。踊りが始まるとその場で見様見真似で手足を動かしたり飛び跳ねたりし始めました。そうなると屋外遊ぎ場で存分に身体を動かして遊んでいた子ども達は、もう身体を動かしたくて、うずうずしている様子がうかがえます。そこで午前中は毎日、屋外遊ぎ場へ園外保育に行くことにしました。水曜日、木曜日のスポーツダンスがある日は行けませんが、それ以外は歩いたり、バスに乗ったりしていきます。屋外遊ぎ場で1か月間遊んだおかげで驚くほど歩き方もしっかりしてきました。
友達と手をつなぎ、足どりも軽く歩いていきます。途中、ブルドーザーを見つけると、Aくんは「ブルドーザー」と指さし、通り過ぎると、振り返って見ていました。またBちゃんは「葉っぱ」と言いながら枯れ葉の上をわざわざ歩いていました。
こうして屋外遊ぎ場に着くと、一目散に汽車の遊具を目指して走っていきます。まだまだパワーは全開です。ビックボスや汽車などの思い思いの場所で遊び始めます。途中でお茶を飲み、少し休むとまた遊び始めます。子ども達の体力は十分です。
1,2歳児でも日々、遊び込むことによって体力がついて自分でいろんなことを考えるようになります。
子どもは遊びを通して自然に体力や考える力などたくさんの事を学んでいきます。今だからこそ必要な経験や体験をさせていきたいと思います。