2021年9月24日 金曜日
一昨日に引き続き園庭では、リレーが始まりました。年長さんが部屋の廃材箱からペットボトルを持ってきてそれをバトンにしていましたが、気が付くと誰かが本物のバトンと同じ形のラップの芯を持ってきていました。ペットボトルとラップの芯をバトンにリレーのスタートです。最初は年長さんだけだったリレーもしばらくすると、年中さん年少さんも輪の中に入り、縦割り集団のリレー遊びを楽しんでいました。
園庭がリレーで盛り上がっている中、今日はテラスの前の白いテントの下では、跳び箱が始まっていました。木で作った手作りの踏み切り板を跳び箱前に置くと、しっかりそこでふんばって上手に跳んでいました。ひつじ組のYちゃんは跳び箱が出てから終わりまで、年長さんに混ざって何度も練習をしていました。練習を繰り返すうちにコツを掴んできて、少しづつ跳べるようになっていました。他の遊びをしていた年長さん達も跳び箱をしていることに気が付き、集まってきて、跳び箱大会が始まりました。まず最初に朝からずっと練習をして上達していた、くま組のR君がお手本を見せてくれました。R君が跳び箱を上手に跳び越えると「私もできる!」と言って、次々と子どもたちがチャレンジしていきました。最初は跳び越えるのが怖い子、踏み切るタイミングが分からない子、手を着くタイミングが分からない子なども居ましたが、友達が上手に跳び越えるのをじっと観察して練習していくうちに、リズムやコツを掴み、あっという間に跳べるようになっていました。年長のT君は最初、足を開くことが出来ず、跳ぶことが出来ません。そこで、古森先生が、「ここに手をついて、足を大きく開いてお馬さんするんだよ!」と教えてくれました。すると、跳び箱の上に脚を開いてお馬さんで座るところまで出来るようになりました。1回跳び方を教えてもらい、数回練習するだけで、ここまで出来るようになる子ども達の運動能力はすごいなと思いましました。全員が登園してきたところで、運動会の練習もしてみました。みんなやる気満々なので、教師も盛り上げて楽しみながら練習していきたいと思います。