2021年9月19日 日曜日
愛媛県は9月12日に「まん延防止等重点措置」が解除されたものの、まだまだコロナの感染対策期ということもあり、ひよこ組の屋外遊ぎ場生活は、もう少し続くこととなりました。残念ながら今週は近づく台風の影響で天候は曇りや大雨の予報ですが、そんな天気でもひよこ組の子どもたちには関係ありません。
大雨の中テラスに出ると、屋根とオーニングの間から落ちてくる雨に手を伸ばして、受け止めようとしていたIちゃんは手のひらに雨粒が当たると「あめ!あめ!」と言って、それを嬉しそうに見せてくれました!宝物を拾ったようにキラキラした目で伝えてくれる笑顔はとっても可愛いのです。
また、濡れたテラスの水はけに置いてあった水分を含んだバスタオルを、ピチャピチャと踏んでテラスを歩くと足型スタンプになるのを、保育教諭がやってみせると、次々と子どもたちが集まってきて、あっという間にテラスはキャンパスとなり、子どもたちの可愛い小さな足型アートの完成です。
室内では、ジョイントマットを出すと、子どもたちは誰からともなくパズルのようにマットをつなげようとし始めました。しかし、はめ込むことが難しくて、それでも並べてみたり重ねてみたりとマットをつなげようと真剣な表情で頑張っていたKくんでしたが、ついにあきらめたか。。。と思うと、少し間を空けてジョイントマットを置いてその上をピョンピョンとうさぎのように跳びはねていました。
また別の所にふっと目をやると、ジョイントマットを2人で持ち、「よいしょ!よいしょ!」と声を掛け合いながら運んで重ねていました。その重ねたマットの上に立ちジャンプして降りたり、上ったりして楽しんでいました。
マット1つで様々な遊びが繰り広げられていて、これらの遊びの展開や変化は、子どもたちが自発的にやり始めた事で、1.2歳児なりの知恵と発想に驚きました。人間は生きていく為に、こんな小さな時から想像力と知恵が働いていること、すばらしいなと思いました。
今週水曜日から、登園受け入れ時に、手のひらをかざすと「ピッ」と音がして「体温は正常です」という音声が流れる検温器が設置されました。また非接触で手指消毒液が出る機器も購入して頂き、早速利用しています。まだまだコロナ感染には注意が必要です。気を抜くことなく対策をしていきたいと思います。
木曜日は、前日の雨で園庭には水溜りや、ぬかるみがありました。登園してきた子どもたちは、室内に入ることなくそのまま外遊びを楽しみました。連日の雨で室内遊びが続いていたので、子どもたちは大喜びでした。
汽車の遊具も、もう保育教諭の補助はほとんど必要なく、自分で登り、滑り降りることができるようになりました。この遊ぎ場の生活で外遊びをたくさんして体力もつき、遊具の遊び方も学んだのかなと思いました。
また泥の中に手を入れて汚れた手を見せてくれるYちゃんとMちゃん。何だか嬉しそうです。
水溜りだって気にしません!その泥水をすくって集めるのが楽しいのです。
カートに乗って水溜りの中を何回も通るRちゃん。普通の土の上を走るより、とても楽しそうにしていました。
遊びの中で、こんなにたくさんの笑顔を見れることを嬉しく思い、またそんな笑顔を絶やさない保育を心がけたいなと思いました。
この屋外遊ぎ場、第二園舎での生活は子どもだけでなく、保育教諭も幼稚園の先生達に頼ることなく自分たちで考え動き確かめ、気付きや発見を楽しむ喜びを知りました。子どもたちの泥々の衣服の洗濯、送迎などご協力頂きありがとうございました。この生活はあと1週間26日まで続くことになりました。これからもよろしくお願いします。