2021年8月15日 日曜日
2週間前保育園で育てていたトマトの処理について園長から指導を受け、ペットボトルに活けていた青いトマトが赤く色づいてきました。子どもたちがいつでも見られる所に置いていると、子ども達は毎日登園すると観察していました。最初に活けた時は、1つだけオレンジの実があったのですがその実が少しづつ赤くなっていく様子を子ども達も感じながら見ていました。毎日観察していると、大きな変化は見られませんでしたが、土日の休み明けは一目瞭然「先生!赤くなった!」と子ども達は大騒ぎです。次々に子ども達が集まって来て「見せて!」と大人気です。赤くなったトマトを優しくツンツンと触ってみる子、以前赤くなったトマトを収穫してきたので「いい?」と収穫しようとする子もいますが、みんなに「ダメ!見るだけ!」と注意されて手を引っ込めていました。そんな姿を見て成長したなと感じます。2歳児達は4月から5か月間でそれぞれの育ちの姿が見られ、子ども達から学んだり、その知恵に驚かされたりすることがたくさんありました。9月かられもん組の半分の子ども達は幼稚園のたんぽぽ組になります。楽しみにしている子ども、不安に思っている子もいますが、お部屋も繋がっているので連携を取りながら見守っていきたいと思っています。今、少しづつですが夏休みの預かりに来ているたんぽぽさんと遊んだり、合同保育をしたりと交流して慣らしています。たんぽぽ組へ行っても声をかけあったり、成長を感じたり、見守る事ができるので、幼稚園での子ども達の成長がとっても楽しみです。このれもん組のメンバーで過ごすのも後2週間ほどですが、子どもの成長は1日1日がとても大きいのでその姿をしっかり焼き付けておきたいと思っています。さて、冒頭の青かったトマトもほとんどの実がオレンジ色になっています。後2週間、9月になるまでには全部の実が赤くなって「みんなで味わえればいいな」と思いながらこれからも子ども達と観察したり、水をかえたり、晴れている日には日に当てたりしていきたいと思います。2週間前、本当に赤くなるのかなと半信半疑でアドバイスを受けてしてみたのですが、今では少しづつ赤くなっているトマトを見て生命力ってすごいなと思いながら、あの時指導してもらわなかったら子ども達にこんな体験をさせてあげられなかったなと、反省しています。9月にたんぽぽ組に入る子ども達と一緒にトマトを味わえるのが楽しみです。
<8月13日金曜日>
今日はお盆という事もあり、お休みが多くいつもの半分の子ども達が登園してきました。朝から雨が降っていたのでテラスから外を見ながら「雨!」「雨降ってるねー」とじっと雨を見ていた子ども達に古森先生から「ここで水くみ遊びしてもいいよ。」と提案してもらいました。そこで準備を始めると、それを察した子ども達はキラキラした目で今か今かと待っていました。保育教諭がタライに水を汲んできてその中に魚を入れると、「お魚!」と手に取って泳がせていました。すると、れもん組のS君がカップで魚すくいを始めました。「あれ?あれ?」と言いながらなかなかすくえず、、保育教諭も挑戦してみましたがすごく難しくなかなかすくえません、、それでも諦めずにすくい続け、すくう事が出来ると「先生!見て!出来た!」とすごく嬉しそうに見せてくれました。それを見ていたもも組のR君も魚すくいに挑戦してみましたが、やはり難しくR君は考えて側に浮かんでいたアヒルの水鉄砲をすくう事にしました。これも動くので少し難しい様でしたが、コツを掴みすくう事が出来るようになると、何回もすくって楽しんでいました。環境の出し方で子ども達は子ども達なりに考えて遊んでいて驚かされました。これからも環境の出し方を考えて子ども自らが考えたり工夫したり、知恵を働かせたりして遊ぶ事が出来る様にしたいと思いました。