幼稚園の日記(ブログ)

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  2021年7月18日 日曜日

暑さが日に日に増し、連日30度を超える日が続いています。

そんな暑さにも負けず、ひよこ組の子ども達は元気いっぱい登園しています。

もも組のお部屋では、先日、古森先生から「特別な事はしなくて良いのよ。コーナー遊びのスペースを色々出すと、子ども達が自分で考えて遊べるし、スポーツダンスでしている片付けなども出来るから。」とアドバイスを受け、物の出し方や配置など指導して頂きました。

いつもは、何冊かの本を立てかけて並べて出していたのですが、それを辞めて、間隔を空けてソファを置き、本を全部カゴに入れて出しておきました。すると、子ども達がカゴの中の本を「どーれーに しーよーうーかーなー」と言っているように自分で選びカゴから取って、横にあるソファに座って読み始めました。

 

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本を片付けるのも本棚に戻すのは難しいのですがカゴに入れて片付ける方法なら、もも組の子ども達でも出来ます!!はじめは出来なくて、そのまま置きっぱなしになっていた本も、「お片づけはここよ!」とカゴに入れることを伝えると、ちゃんと出来るのです!毎日一番近くで保育しているのに、子ども達の「できること」を摘み取ってしまっていたのだなと反省しました。

 

 

木のコーナーハウスも子ども達の盛り上がるスペースになります。かくれんぼしているかのように身を潜め、反対側にいる友達や保育教諭を驚かそうとする子もいれば、お料理を運んでカウンターに並べたりと、遊びは様々です。すかさず保育教諭がお客さんになり、小窓のカーテンを開けて「お店開いてますか?」「おなかぺこぺこです」と言うと、自分が準備したお料理を出してくれて、満足顔のMちゃん。「もぐもぐ、おいし~~!!」と言うと、次から次へと出される食事!!カウンターの向こう側は子ども達が集まって、自分のも食べてほしい!おいしー!と言ってほしい、可愛い子ども達がいっぱいでした。

「ぶどうジュースが飲みたいなー」と言うとポットを傾け、コップに注ぐ仕草をして「はい」とコップを渡してくれるRちゃん。ぶどうの食材を直接手渡してくれるYちゃん。自分たちで色々考えています。

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環境作りを再度意識してからの子ども達の遊びの変化や成長は目まぐるしく、「こんな事もできるんだ!」「保育教諭の話をよく聞いているんだな!」など発見の多い日々でした。楽しいことを見つけ、キラキラと目を輝かせているこども達の遊びがもっと楽しくなるよう工夫していきたいなと思いました。教えなくても幼児期は環境で育つと園長は言います。生まれてやっと1年の乳幼児でも大人の仕草、行動をしっかる見ていて、それが遊びにつながり、知恵となります。責任重大です。お父さんお母さん、一緒に子どもの育ちを楽しみましょう。

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