2021年7月9日 金曜日
今日は朝から雨が降っていて、時折ゴロゴロと雷が鳴っていました。子どもたちも雷の音に驚いたり、おへそを隠す仕草をしたりしていました。そんな子どもたちに古森先生が隣の創価学会建物に避雷針があって、幼稚園を守ってくれていることを教えてくれました。野菜や果物、お花など優しい自然や雨水遊びの楽しい自然ばかりではなく怖い自然があることを知ることも、科学の力で自分たちを守ることができることを知ると共に人間の力でもどうにもできない自然があることもこれから徐々に気付き学んでいくのだと今日の出来事で思いました。
たんぽぽ青組では、「子どもだけの運動会」と「じゃがいも掘り」の写真をアルバムに整理していきました。Hくんは、写真を見ながら「みんなで玉入れをしたね。」「ウンパパ体操も踊ったね。」などと、行事を思い出しながらたくさん話をしてくれました。そして、隣でアルバムを作っていたMちゃんと一緒に「楽しかったね~♪」と顔を見合わせていました。このように園外保育など体験した写真を自分でアルバムに整理していくことで体験を振り返り、二次体験ができ、その時に気付かなかったことも新たな気付きとなることに気付かされます。子どもたちは写真をアルバムに貼って、そのまわりを茶紙や折り紙をちぎったり絵を描いたりして楽しみながら飾っている姿がたくさん見られました。また、写真を指差して「ここにいる!」と友達一人ひとりを確かめながら楽しんでいる子の姿もみられ、こういうところでも人間関係が育っていくのだと思いました。1学期も残り約1週間です。やり残すことがないようにしっかりと見直しながらも、子どもたちにはゆとりを持って楽しい1学期を終わらせたいと思います。
昨日子どもたちが収穫したきゅうりとポンタ農園から頂いたきゅうりをみんなで味わったところですが、今日は残ったきゅうりをまた別の調理方法で頂きました。今日は酢を使っての調理で、「すっぱいけど、おいしいね。」と言って食べている姿がありました。好き嫌いの多い子どもたちが園で収穫し調理して味わうことで食べられるようになっています。これからもクラスのトマトや園内の野菜の世話をしながら、それに関わる自然の力を感じさせていきたいです。
☆今日の青コースの給食は、胚芽米・鯖の塩焼き・人参の天ぷら・青菜のおひたし・バナナです。