2021年6月21日 月曜日
4月、入園したばかりの年少児が6月も後半にもなると、年長・年中児の中に入って色々なことに挑戦しています。分からないまま入った年少児に年長児が優しくルールを教え、見守ってくれています。年少児も年長児のしていることをよく見て、真似をして何度も挑戦し、だんだんと自分達で出来るようになっていきます。
今日も登園し、所持品を片付けると「外に行ってきます」と外に飛び出していく子、「ねぇ ねぇ お外へ行こう」と友達を誘い合っていく子と元気いっぱいです。そして「色水つくる〜」と、すり鉢に立ち葵の花を入れるとポンプを押して、自分が作りたい量の水を入れるとすりこぎでごしごしして作り始めました。出来ると年長・年中さんの真似をしてペットボトルに入れて、「先生 見て ぶどうジュースみたい」と見せてくれました。
また泥だんごもどこの泥をとって、どれ位の水を混ぜると程よい泥だんごになるのか分かっていて、水を持ってきて入れると「ここのとっていいよ」と教えてくれるようになりました。作っていくうちに「丸じゃないよ おまんじゅうみたい」「先生 私のはトマトみたい」と手の中に出来てきたおだんこを嬉しそうに見せてくれました。「持って帰る」と言うので、袋を取りに行っている間に、おまんじゅう型のAちゃんのおだんごがちょっぴり壊れていました。「先生 壊れちゃた」「大丈夫だよ サラ砂をかけて磨くと大丈夫になるよ」と言って、サラ砂をかけて磨くと「あっ!なおったね でも食べたみたいだね」と、壊れたところが齧られた後のおまんじゅうになったことが嬉しかったようで、喜んで持って帰っていました。この3ヵ月で色んなことが自分で出来るようになった年少さん、これからもいろいろなことに興味をもって挑戦していってほしいと思います。
さて土日の2日お休み明けの月曜日、子ども達が目にしたのは先週よりも大きく成長した夏野菜でした。ひよこ組のテラスのキュウリは子ども達の背を追い越し、先週末はまだ赤ちゃんキュウリだったのが、今日はしっかりキュウリだと分かる位大きくなっていました。また各クラスのトマトも大きくなり、いくつかのクラスのトマトは赤い服に変身していました。ピーマンも先週末、1個だけ大きくて、後は赤ちゃんピーマンだったのが、どれも大きくなり食べ頃になっていました。先日、年長児が植えたもち米の苗がしっかりと上を向いて伸び、ゴーヤも蔓が伸び、巻き始めていました。年長児の基地になっているひょうたんも蔓を伸ばし、夜中に花を咲かせたようで、朝日を浴びて萎んでいました。1日で、成長差がはっきり見られる夏野菜は子ども達が観察するにはとてもよい教材です。子ども達としっかり観察していきたいと思います。スクスク育てー!夏野菜‼︎