2021年6月18日 金曜日
雨天のため、1日延びた田植えの日。太陽を背に受けながら、そわそわと期待を持って登園してくる年長児の姿がありました。「今日は田植えするんよね!」と友達同士で話しながら支度を済ませた子ども達は、バスに乗って出発です。
レインボーファームに着くと、さつまいもの苗植えの時に事前に確かめていた田んぼですが水が一面に広がった、まるで池のような田んぼを目にして今日はまた違った気持ちのようで「ひろーーい!」と口を揃えて話していました。早速、裸足になり、田んぼの畦道に足を乗せて土の感触を確かめていました。田んぼに入る前に園長から今回植えるもち米について「年中さんの時、お餅つきでお餅を食べたよね〜」と言われると食べた食べたと子ども達が笑顔で応えました。先日、園で練習した苗の植え方をもう一度復習する意味で、実際に手をアヒルの手にして苗を挟んで植える様子を再現してみました。そして、まず教師が田んぼに足を踏み入れるとズブズブと泥の中に足首まで入っていき、びっくり!「あんなに〜」と目を丸くして驚いていました。苗を手にセットし、田植えスタートです。
田んぼに入る瞬間の子ども達の表情は緊張気味でしたが、ズブズブ!ズブズブ!と慎重に足を進めながら笑顔になっていました。苗をしっかり持ち、赤い目印に1株(4本)ずつ根本をしっかり持って泥の中に植え、ゆっくり手を抜きます。1株1株丁寧に仕上げ、4株を植え終わると今度はホッとした表情に変わり、「出来た!」「植えれた!」と達成感いっぱいの子ども達でした。くま組のYちゃんは、植え終わって田んぼから出た途端、第一声「また入りたい!」と友達に話し掛けていました。苗を植えてからも友達が苗を植えているのを見たり、植物や虫を観察したり、泥で汚れた足が乾いていく様子を見たり、、、。レインボーファームの田んぼの畦道で子どもそれぞれの過ごし方を楽しんでいました。
田植えが終わるとレインボーファームの方とお約束を2つしました。1つ目は「10月に稲刈りに来る」こと。2つ目は、、、「三葉幼稚園のお餅つきに招待する」ことです。もち米のお世話をお願いし、さらに2つの約束を交わしました。園内で植えた同じもち米を観察したり、世話をしたりしながらレインボーファームのもち米の成長を楽しみにしたいと思います。