2021年6月9日 水曜日
今朝のバスの中では「昨日お芋掘り楽しかったね!」「大きいの採れたね」など昨日のじゃがいも掘りの話やお家で話したことなど友達同士で楽しい会話に花が咲いていました。
そして、幼稚園に到着するといつもとは園庭の様子が違っていました。子ども達とテントに行ってみると、昨日収穫したじゃがいもを先生達が皮を剥いてカットして鍋の中に入れていました。Aちゃんが「何してるの?」と聞いてきたので「なんだろね〜」と言うと「あれ何?」と看板の「???やさん」を指さしました。「何だか楽しいことがありそうだね!」とAちゃんに言うとソワソワして待ちきれない様子でした。
また、昨日じゃがいもといっしょに収穫してきた玉ねぎは年中と年長児が2階に吊るすお手伝いをしてくれました。重たい玉ねぎをよいしょよいしょと運ぶ姿はとてもたくましくおもえました。
その後、元気に遊んでいると「ピンポンパンポ〜ン」と放送がお店やさんの方から流れました。遂に『???やさん』の正体が分かります。子ども達は急いで集まってドキドキしていると「こふきいもやさんオープンです。」と教師が発表しました。初めて聞く名前に子ども達は興味津々です。粉吹き芋は大きく切ったお芋を茹でて水気を最後に飛ばして鍋の中で芋を振ると粉を吹いたようになる料理です。園長が柔らかくなったお芋に砂糖・塩で味付けをしてくれると各クラスの教師が粉吹き芋に挑戦です。子ども達もじぃ〜と息をのんで見守ります。水気を切って砂糖・塩を振ったじゃがいもを鍋の中で振ってじゃがいもが粉を吹いてくると完成です。お芋が少しずつ崩れて粉を吹いていき完成すると子ども達は大喜びで「早く食べた〜い!」と唾を飲み込んでいました。
そして、値段は100円と分かるとどの子も「お金作らなきゃ!」と大慌てでクラスに戻ってお金を作っていました。年少児も先週らいおん組のお店屋さんで500円を作っていたので100を描くと「できた〜」とお金を嬉しそうに見せてくれました。
園庭に出てブルーシートに座るとワクワクしていた子ども達!担任が店員になり「100円です」と言うと「はい!」とお金を笑顔で渡したYちゃんは「大きいのください!」と言うので思わず笑ってしまいました。そして、各場所で粉吹き芋を貰うと「美味しい〜」「柔らかいね!」と自分達で収穫したじゃがいもを味わっていました。
こあら保育
今日は最高気温30度という暑い1日となりました。こんな日はこあら組さんも幼稚園児達がここ最近夢中になって遊んでいる水汲み遊びでカップからカップに水を移したり、水の中に手を入れてひんやり感を楽しんだりいつまでもいつまでも水汲み遊びに終わりはありません。
降園前には幼稚園の先生達が先日みんなで掘ったじゃがいもの皮をむいて作ってくれた粉吹き芋をおやつにいただきました。小さなお皿に入って配られてきた粉吹き芋を口いっぱいにほおばる表情がとても微笑ましかったです。