2021年6月8日 火曜日
今日はねんしょう・年中・年長児で北斎院町の畑にじゃがいも掘りに行きました。先日、たんぽぽ組やこあら組さんがじゃがいも掘りに行ったのを見ていたひまわり組の子ども達は自分達も行けることを楽しみにしていました。
畑に着くと、青々したじゃがいもの葉と、枯れた玉ねぎの葉が行儀よく並んでいました。じゃがいもには白い可憐な花が咲いていました。畑に来たもののじゃがいもは収穫するには少し早かったようでした。そこで園長は子ども達にわかるようにそれについて話してくれました。
そして、年長児が昨年植えたお母さんじゃがいもの話をしてくれました。一株掘ってみると、大きいじゃがいも、小さいじゃがいも、そして、黒くなったお母さんじゃがいもが出てきました。「年長さんが植えたじゃがいもが子どもたちの為に頑張って黒くなってるんだよ。中にはぐちゃぐちゃになっているものもあるよ。」と教えてくれました。そして、「このお母さんじゃがいもは畑に戻してあげると次に野菜を植えた時の栄養になるから土に返してあげてね。」「お母さんありがとう~。って言って戻そうね。」と話してくれじゃがいも掘りのスタートです。
年長・年中児はさすがです。慣れた手つきで土を掘り、次々とじゃがいもを見つけていきます。年少児は掘るもののなかなかじゃがいもが出てきません。それでも、小さい手で掘り続けると、ついに「見えた‼︎」とじゃがいも発見で大騒ぎ。掘るスピードが上がり、笑顔になっていました。そんな中、S君が「先生、こんなお母さん芋があったよ。」と皮だけになったお母さん芋を見つけました。それがお母さん芋だと分かった年少児のS君にも驚きましたが、「お母さん芋さんありがとう‼︎って言って土に戻そう。」と何人もの「ありがとう」の声が聞かれたのにも感動させられました。ただ掘るだけでなく、何となく植物の不思議に触れ、その子なりに感じるものがあった、じゃがいも掘りになりました。
明日、掘りたてのじゃがいもをどうやって子どもたちと食べるか先生たちで検討中です。お楽しみに‼︎