2021年6月3日 木曜日
今朝、たんぽぽ青組のテラスの前では、子ども達がレインボーファームさんからいただいた玉ねぎの皮むきをしていました。最初は、お兄ちゃん・お姉ちゃんがしているのを見ていたたんぽぽさんたちも真似をして皮むきにチャレンジです。たんぽぽ青組のHくんとTちゃんは手元にある玉ねぎをじっと見て、何個もむいていました。2人は、むき終わると教師と一緒に調理室まで運んだり、落ちている皮を拾ったりたくさんお手伝いをしてくれました。
その後、たんぽぽ組はじゃがいも掘りに行きました。これまで、、年長さんと手をつないで遊ぎ場から園まで歩くことはあったけれど、今回は初めてたんぽぽ組さんだけでポンタ農園まで歩きます。教師は友達と手をつないで歩く子ども達から目を離さず、ドキドキしながら歩いていました。
ポンタ農園に着いて畑に入り、いよいよじゃがいも掘りの始まりです。1株を友達と3人で土を掘って、一生懸命じゃがいもを探していました。掘っていくと土の中から、子どもの手の平よりも大きいじゃがいもや小さい赤ちゃんじゃがいもがたくさんでてきました。掘ったじゃがいもを1つずつ並べてみたり、掘れたことが嬉しくて、「大きいね!」と言って、教師や友達に見せに来たり大喜びの子ども達です。又、土の中からダンゴムシを見つけたり、ポンタ農園にあった枝豆やキュウリなどの植物に興味を持ったりと、小さな子どもなりにたくさんのことを学ぶことができた1日になりました。私達教師もそんな子どもたちの気付きを見逃さず大切に、日々保育を楽しんでいきたいです。
〈心が温かくなるエピソード〉
今朝、らいおんぐみのH君が「玉いれしているのをお母さんに見てもらいたい!」と言っていました。そこで、お母さんと登園した後の少しの時間ですが、見てもらうことにしました。H君が「玉いれをするので集まってください!」とマイクで呼びかけると、たくさんの友達が集まって来ました。H君の「ヨーイドン!」の合図で玉入れがスタート。昨日の運動会と同じぐらい盛り上がり、たくさんのボールが宙を飛びかっていました。H君が進行を行い、次は鈴割りです。鈴を割ろうと、どんどんボールを投げていました。鈴が割れると、子どもたちも大喜びでした。玉入れの様子をお母さんに見てもらえたH君は「お母さんに見てもらえて良かった!」と満足そうに話していました。Hくんには、保育園ひよこ組に弟がいます。今日は僕の方をお母さんがしっかり見てくれ、マイクが終わるとギュッと抱きしめてもらって、きっと幸せ感いっぱいのひとときだったのだろうと心が温かくなりました。