2011年3月4日 金曜日
今日も幼稚園の裏にある山から、うぐいすの鳴き声の練習が聞こえてきました。朝一発目の鳴き声は「ホーホケキョ」大成功!!そして…「ケキョケキョ」二回目は上手くいかなかったようでした。もう少しすればまた素敵な鳴き声が聞こえてくるはずです。
3月のひな祭りの頃、太陽は照っているのに何となくしんしんと寒いことを雛びえというそうですが、今日はまさに雛びえで、室内にいても戸外にいても寒い一日でした。しかし、寒さなんかへっちゃらと言わんばかりに、子ども達はあちらこちらで思い切り遊んでいました。年長児の女の子が今夢中になって練習している長縄跳びでは、いつもは回してもらって跳んでいた年長児が、「回してあげるけん跳んでいいよ。」と縄を回してあげていました。次々に並ぶ年中児がたくさん跳べるようにと、腕を大きく回し体を大きく使って一生懸命回してあげていました。年中児もたくさん跳べる事と、年長さんが数を数えながら回してくれているのでとても嬉しそうでした。
また、年少児は鉄棒に挑戦!!逆上がりを教師と一緒に練習をしていました。ひよこ組さんも腕の力と足の力を使いジャングルジムの上の方までスイスイ登っていき、満足そうな顔で園庭を見下ろしていました。そして、ぴよぴよの子ども達はままごとをしているひよこ組さんに混ざって遊んでいました。テーブルにいくつかのお皿を並べて、ボールに入っている砂を一生懸命混ぜていました。その様子ははまるでお母さんがお料理しているのかのようでとても可愛い姿でした。ぴよぴよさんよりもお兄さんお姉さんのひよこ組さんは、机にこぼれた砂を拾ってあげたり、ボールが動かないように押さえてあげたりとかいがいしく世話をしていて、もう少しで一つ上のお兄さんお姉さんになる事を、今からとても楽しみにしているようでした。
年長児は、三月のシール帳折り紙を遊びの中で進めています。三月のシール帳の折り紙は【くんしょう】です。勲章はいつもお誕生日の日に付けてもらえる胸飾りで、教師が、お誕生日の日に折ってプレゼントしているものです。もうすぐ1年生の年長さんが勲章の折り方をマスターして卒園することになっているのです。今度は自分たちが折るんだとみんな張り切っていました。最初は難しくて「分から~ん。難しい。」と言っていましたが、みんなで教えあいながら進めていきやっと完成すると、とても嬉しそうにシール帳に貼っていました。