2021年5月26日 水曜日
昨日から子どもだけの運動会に向けて始まった運動会ごっこですが、昨日の運動会ごっこの終わりに「明日はリレーやかけっこもしようね。」と園長が声をかけてくれたことで、登園してきた子ども達は、「今日はリレーするんよね!」「早くしたいなー!」と話していて、運動会ごっこを楽しみにしていることが伝わってきました。又、テラスを歩いていたすみれ組の女の子たちは、「フレー!フレー!きりん!」と笑顔で言いながら、裸足になって園庭へと遊びに行く姿が見られて、子どもだけの運動会に向けて気持ちが高まっている様子がうかがえました。
たくさん収穫できたイチゴもそろそろ終わりを迎え、一昨日の雨の影響もあり、親株からランナーが伸びて、先には新芽が育っていました。そのことに気付いた園長から、ランナーが生長できるようにお引越しをすることを提案されると、荷台を出してきて早速年長児達がイチゴの引っ越しを始めました。その姿を見ていた年少児達が「なにしよるん?」と近寄って来ると、きりん組のYくんは、「イチゴの赤ちゃんが大きくなれるように、お家を引っ越ししよるんよ。」と優しく教えてあげていました。Yくんの実に分かりやすい言葉の言い回しには驚かされました。イチゴの収穫は終わりますが、これから継がれていくイチゴの生長を子ども達と観察していきたいと思います。
園庭では、昨日に引き続きリレーや玉入れが盛り上がっています。年長や年中がリレーや玉入れに夢中になっている傍の水汲み遊びのコーナーでは、年少児達が思う存分に楽しみ、おもしろい発見をしていました。園長が持ってきてくれたシャンプーのボトルからポンプだけを取り外したすみれ組のRくんは、形がぴったしはまると思ったようで、近くにあったペットボトルにポンプを取り付けました。すると、上手く水があがってきて、それがとても楽しかったようで何度もポンプを押してはコップに水を溜めて楽しんでいました。又、ペットボトルは透明でポンプが水を汲み上げる様子が見えることや光が屈折してポンプが歪んで見える不思議もRくんは楽しんでいるようでした。大人なら形が合わないだろうとしないことも子どもの柔らかい発想から遊びを生み出し、さすが遊びの達人の三葉っ子だなと驚かされっぱなしの教師達です。
運動会ごっこは今日も盛り上がり、お引越しゲーム、リレーにかけっこ。年長児のリトミックと子ども達が生き生きと活動する姿が見られました。来週からは、更に子ども達の気持ちが盛り上がるように子どもと一緒に子どもだけの運動会を創っていきたいと思います。
今日は今年度初めてのこあら保育でした。一人で登園してきた子ども達はままごとや粘土をして遊んだり、図書館2階のクリアボードごしから園庭を見下ろして幼稚園のお兄さんやお姉さんが走ったり踊ったりしているのを見たりしていました。泣いていた子もうさぎにエサをあげたり砂遊びをしているうちに少しずつ笑顔が見られるようになりました。又、砂場で穴を掘っていたKくんは、年長さんのリレーを見て「誰が一番になるんかな?」と一言。遊びながらも周りの雰囲気を感じながら楽しんでいるんだなと微笑ましく思いました。次回はじゃがいも掘りを予定しています。私たちもこあら組さんの登園を楽しみにしています。