2021年5月25日 火曜日
今日は、昨日雨で思いっきり遊べなかった分、みんなで外に出て遊ぶ姿がありました。玉入れの準備をしていると、何やら園長が面白いことを思いついたようで、高さの違う玉入れのかごを4つ作りました。たんぽぽさん用、年少児用、年中児用、年長児用と難易度の違う玉入れのゲームが出来上がりました。すると、ぞう組のY君が難易度順に竹の棒で1、2、3、4と番号を書いていきました。「1ができたら次は2…」と玉入れゲームをしていき、全部入った子は友達とハイタッチをしたり、「もう1回!」と言ってボールを集めたりしていました。
そこからもっと楽しくなった玉入れ遊び!園長がまた面白い遊びを思いつきます。「次は小さい組と大きい組で勝負してみる?」と呼びかけます。年少児用と年長児用のかごを使って年少・年中児対年長児で勝負をしました。結果は年少・年中児チームの勝ちでみんな大喜び!それを見ていた年長児が「年中さんもそっちにおったら勝てないよ」と呟き、今度は3学年それぞれの高さに合わせた3つのかごで勝負です。お兄さん、お姉さんに負けないように年少さんも自分より高いかごに向かってボールを投げていきます。年少さん同士でもしなかった子も、いつも世話をしてくれている大好きなお兄さん、お姉さんと一緒にすることが嬉しかったようで、「もう1回!もう1回!」と勝っても負けても何度も挑戦していました。
その後も楽しいうんどうかいごっこは続きます。「次はリレーがしたい!」と言って年長児が自分達で準備をします。線を書く子、水を汲んでくる子、ジョウロで水線を引く子など役割分担をしながら準備をしていきました。その中でぱんだ組のY君がその様子を見ながら柄のついていないやかんを水の入ったバケツにブクブクと水を入れて年長児が持っているじょうろにやかんの口から上手に入れて手伝っていました。自分達で何でもする年長児の側で自分なりに考えて手伝っている姿はとても微笑ましく、又その行動に感心しました。
そして、楽しいうんどうかいごっこは続きます。リトミックで集まり、お引越しゲーム、応援合戦、朝楽しんだ玉入れも年長さんの進行で競争です。玉入れで笛が鳴っているのにまだ投げているクラスが違反となり罰として入った玉を何個減らすか審議となりました。このように教師も子ども達と一緒に大騒ぎで楽しみました。又、どんなお引越しゲームにするか年長児が自分達で考えて課題を出すなど子どもが自由に運動会の内容を考えながら進める姿が見られました。子ども達の「楽しい!」「やってみたい!」という気持ちが溢れていて見ていた教師も楽しい気持ちになるうんどうかいごっこでした。「明日はリレーしようね!」と笑顔で帰っていきました。明日はどんな楽しいことが待っているか楽しみです。