幼稚園の日記(ブログ)

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  2021年4月30日 金曜日

水曜日の事。大雨でぬかるんでいた屋外遊ぎ場の土に子ども達をどうやって迎えればいいかと教師達は頭を悩ませましたが、晴れてしまえばそこは子ども達の恰好の遊び場へと変わりました。今朝は昨日降った雨のお陰で遊ぎ場の土は水をたくさん含んで適度に柔らかく、登園してきた子ども達の足跡がくっきりと残っていました。ふと園庭に目をやると、その足跡の上を踏みながらりす組のIちゃんが歩いていました。そして、友達に「動物園ごっこしようよ!」と言って、楽しそうに足跡を辿っていました。何で動物園ごっこなのか疑問に思い、Iちゃんに聞いてみると、「これはとべ動物園の動物の足跡なんよ!やけん、動物園ごっこ!」と言いました。なるほど!と納得です。広い遊ぎ場に点々とついた足跡は、まるで動物園の入口まで続く、とべ動物園の動物の足跡と同じだったのです。子どもの想像力と発想は無限だなと感心させられた出来事でした。

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その後、遊ぎ場では泥んこ遊びが盛り上がり、あちこちで裸足になった子ども達が泥の感触を味わいながら、団子やチョコレートケーキ、鏡餅等々、思い思いの物を作って楽しんでいました。新入園児にとっては初めての雨上がりでの泥んこ遊びでしたが、たくさんの子ども達が裸足になって笑顔で遊ぶ姿は、三葉っ子そのものでした。上の園舎には砂場と泥場があり、いつでも泥遊びが楽しめますが、泥場のない遊ぎ場でも雨上がりには最高の泥場(どろどろ場)に変わることを体感した子ども達でした。

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青コース

先日、また幼稚園にたけのこがたくさん届き今日も竹の子をふんだんに使っての遊びが始まりました。今まで作ってきた竹の子の人形作りも一昨日の水曜日、たけこちゃん達4人家族は日が経ってヘタってきていたので竹藪に返しにいきました。そこで今日はまた竹の子遊び、一からのスタートでした。ぞう組とらいおん組の何人かの子ども達が協力して竹の子の皮を剥き始めながら、「名前どうする?前はたけこ とか たけぞう やったよね…」「じゃあ、可愛い名前にしようよ!」「たけみちゃんは?」と相談し始め、今回は”たけ君とたけみちゃん”と命名する事になりました。格別、作る順序や作り方を相談することもなく数人がいつの間にか役割分担ができて進めていきます。正に以心伝心!!子ども達の周りの動きを見て判断するチームワークはすごいなと思いました。また、たけ君とたけみちゃんの洋服やバックは竹の皮を編んだ高レベルの物になり、子ども達の学習能力と経験するごとにレベルアップして行く姿に驚かされました。

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 そして今日はままごとでも竹の子が大活躍でした。竹の子を余す事なく使い、器やお箸、そして炭火焼きなどに見立てて,頭の柔らかい子ども達はたくさんのご馳走を次々に作っていきました。竹の子の薄い皮も手でちぎれるほど柔らかいことに気付いて、流石は年長児!竹の子はしっかりと左手を猫の手にして器用に、リズミカルに、ザクッザクッと切っているかと思うと、竹の子の筋を斜めに包丁を入れると切りにくい事にも気付いて、筋に沿って切っていたりとここでもやってみて、一つひとつ経験した事、そして気付きを生かしていて遊びの中での学びの多さを実感しました。完成した料理は高級日本料理店顔負けの会席料理となっていました!
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 今日の午前中のおやつは、園長手作りの”おやついりこ”(大きい!)入りの いり玄米 でした。いり玄米を食べた子ども達は「魚食べたら骨が強くなるんよ。やけん僕は強くなった!誰が勝負に来ても勝てる!!」「魚の頭食べたけん、頭が良くなった〜」「私は魚の目食べたけん、目が良くなって…あっ、あれ見える〜」と口々に力強い会話が聞こえてきて、聞いていて思わず笑ってしまいましたが子ども達のオーバーな表現の中に喜びの大きさを感じる、温かい時間を過ごす事ができました。