2011年2月24日 木曜日
「今日はお父さんが仕事の間にきてくれるんよね。」「今日はお婆ちゃんも来てくれる。」と自由参観日の今週に入ってからはバスでもその話題で持ちきりです。そんななか、ぞう組では今日はドッチボールをする予定にしていて、雨が降らないか少し心配しながら早めに片付けをしていきました。そして、時間になり、ドッチボール開始です。今日は転がしドッチボールを男の子対女の子でする事にしました。ルールの説明が終わると「作戦を考えないかん!」とk君がいうとそれぞれが円陣を組み作戦会議が始まりました。先に外からボールを転がす事になった男の子チームは「固まっとたら反対に行ったボールが取れんけんバラバラになろうや!」「とったらすぐに転がそうぜ!」と張り切っていました。実際にやってみるといつもサッカーや鬼ごっこなどで体を動かしている男の子の方が動きがよく男の子チームが勝ちました。ドッチボールは、楽しみながら投げる・避ける・捕るといった動きが習得できます。また、自分たちで作戦を考えたり、ルールを作ったりしながら、子どもたちが主体的に協同性を身につけて行けます。これからも子どもたちとからだを使った遊びを考えていきたいと思います。
そして、給食の時間、食べ始めてすぐ放送が流れました。「たんぽぽ組のH君が持ってきてくれた人参と駐車場で栽培した白菜を使って古森先生が料理してくれました。」放送を聞いた子どもたちは大喜び!持ってきた人参はお家でお母さんと初めて植えた人参でH君も一緒に収穫したものでした。一回目の放送から少したって「白菜と人参以外には何が入ってるでしょう?」とクイズが出されると「ブロッコリーが入っとる。」「揚げもはいっとったよね!」と自分の味覚と視覚で答えていました。その後それぞれがH君のお部屋にいき「H君いますか。」とお礼を言っていました。
そして、ぞう組は今日今年度最後の習字がありました。今日は菅野先生が一人ひとりに自分の名前の見本を書いてきてくださり、それを見ながら書いていきました。一年間習字をしてきた子どもたちは最初の一筆を下ろす時の集中力が凄く一瞬もの音が一切しない時間にお母さんたちも驚かれていました。3回4回と書いていく中で毎回一つ課題を見つけて書いていました。「さっきは『あ』が書けなかったけど今度は『ず』が失敗した。」と言っていたAちゃんも最後はしっかり名前が書けていました。一年間、習字で文字だけでなく、集中する事や、姿勢をよくする事などを学んだ子ども達がいろいろな所で習字を活かしてくれるだろうと期待しています。