2021年4月26日 月曜日
今日も元気よく登園してきた子どもたちは、門を入ると一目散に苺のプランターの前に集まってきます。今日も様々な色のカラー帽子の子たちが集まっていました。そこでは、年長児のHくんが「何個あるかな?みんなで分けれそうだな〜」と葉をめくりながら1つ1つ苺を探して数えていました。そして、プレ年少児の子が「おいしそうー!」と手を伸ばそうとすると、年中児のYくん・Sちゃんが「ダメダメ!1人で食べちゃダメ!みんなで分けようね!」と教えていました。みんなで分け合うことが当たり前になっている三葉っ子ならではのかわいい会話が聞けました。
園庭では、何やら各コーナーで楽しい声が聞こえてきます。
バスケットコーナーを覗いてみると…今日はゴールに向かって線を引いて、その線の距離によって1・2・3点と得点が決まるルールが出来ていました。1点のところから少しずつレベルを上げる子、3点のところから入るまで何度も挑戦する子、合計の点数を決めて黙々とシュートする子、1人1人が違った目標を持って楽しむ姿に、子どもたちの集中力や創造力に驚き、おもしろいな、負けてられないなと改めて感じました。
たくさん遊んだ後には、スペシャル炒り玄米!!!
手のお皿に炒り玄米を配られると、「うわ〜、美味しいにおい!」とクンクン匂いをかいだり、入っているちりめんを見て「これ、ラッキー炒り玄米や!」と喜んだりしながら口に入れました。
すると…「サクサクで美味しい!」と夢中で次々に炒り玄米を口の中に入れていきます。ひつじ組のHくんは、「ほっぺが落ちた。なくなってしまったー!!」と嬉しそうにほっぺを探す真似をして見せてくれました。実は今日の炒り玄米は、昨日園長が家で作って持ってきてくれたスペシャル炒り玄米だったのです。
明日も元気いっぱい楽しいことを見つけたいです。
屋外遊ぎ場3日目の赤コースは、所持品の始末、靴箱の場所など年少児でも自分で考えて行動する子どもが増えてきました。
とても良い天気の中、年長児達がリトミックを始めました。「おとうさんあるき!」「ギャロップどうぞ!」と教師の元気の良い掛け声のもと、手本を見ながら見様見真似でリズムを打っていきます。それを見ていたりす組のMちゃん、Hちゃん達が楽しそうに真似をし始めました。またまたそれを見ていたちゅうりっぷ組のNちゃん、Hちゃん、さくら組のTちゃんは教師の「おとうさんあるき」の行進に合わせて腕を大きく振ってついていきます。終わった後の3人の子ども達の顔を見ると、「できたよ!」と自信満々で得意そうに言いました。異年齢児同士、戸外で遊びながら「あれやってみたい!」と興味津々で臆することなくその中に入っていきます。その挑戦する気持ちを大切にしながら、子ども達を見守り声掛けしていきたいと思いました。
また、年少児は男の子、女の子で並んで教師のところまで「よーいドン!」をしてみました。スタートの所では、先程年長児のリトミックの真似をしていたTちゃんが先頭で「トンピッピッピッ」と教師の真似をしながらさくら組の手本になってリトミックでかっこよく並んでくれました。「よーいピー!」の合図で走って転んでも立ち上がって最後まで走った子、歯をくいしばって一生懸命ゴールまで走って教師の腕に飛び込んだ子、「1番やった!」と笑顔で言う子など、どの子も走りきった笑顔で友達と一緒に遊ぶ楽しさが感じられた1日でした。同じ遊びを楽しむ中で少しずつ友達関係を築いていけたらいいなと思います。
さて、幼稚園の園庭のいちごは日曜日をはさんだことで赤く色づいていました。先週から順番に収穫して、いよいよさくら組さんの収穫の日です!初めてのいちごの収穫だったさくら組さんは、「3個のいちごをどうするか」問いかけると「半分にしたら?」というRちゃんの提案でみんなで分けることになりました。1人1口の小さいいちごでしたが、みんなで分け合って「いいにおい!」「美味しい!」と笑顔で食べることができました。入園して、友達やみんなですることがどんなことか分かりはじめた子ども達を見て、みんなで分け合うことの大切さを改めて感じることができました。