2011年2月23日 水曜日
三寒四温といわれる様に少しづつ春の訪れが感じられるこの頃です。今日も温かい小春日よりで朝から戸外は大勢の子ども達でにぎわっていました。 一人登園でバスから降りてくるこあらさんも笑顔で「おはよう!」と言える子どもが増えてきました。 靴箱まで一人で行ったり3階会議室まで一人で上がったりと、ここ2日間でずいぶんしっかりしてきたように思います。 園庭のままごとコーナーの風よけシートをはずすと明るくポカポカと暖かい日差しも入ってきてとてもすがすがしく感じられるコーナーになりました。
さて年長さんの今日の予定は5クラス対抗つなひきでした。 副園長に朝から綱を出してつなひきに興味をもつきっかけ作りになるような環境を考えていくのが保育ではないかというアドバイスを受けて綱を出しておきました。 するとりす組のHくんのお母さんは朝一番に子ども達のつなひきに加わって何人まで勝てるかな?・・と試してみたり負けそうな方に入って加勢したりして下さったりと大活躍でした。 年少児は発表会のオペレッタで「大きなカブをうんとこしょ」のカブの葉にみたてて綱を引っ張り合う経験をしたので戸外にその綱が出ていることがとても嬉しかったようでした。
つなひきをする子どもと保護者の数がだんだん増えてきて仕事の合間にスーツ姿で参観に来られたお父様もついつい夢中になってそのままつなひきを楽しんでいる姿が見られました。 そしてあまりに楽しくて「ずっと子ども達と遊んでいたい。帰りたくなくなります」と言われていました。
長縄跳びやサッカーのなかにも積極的に加わってくださり見ているだけでなく保護者参加型の自由参観になっていました。 年長のつなひきは子ども達のなかで大盛り上がりだったのですが負けたクラスはどうも気持ちがおさまらなくて「リレーがしたい!!」と言い出し運動会以来の5クラス対抗のリレーをすることになりました。
並び方を覚えていて人数合わせの代役で走ることもでき自分達で次々とバトンをつないでいきました。 結果はくじら組がダントツの1位でしたが5クラスで競い合う楽しさを十分に味わって「また今度つなひきもリレーもしようね」と言って終わりました。
参観日に来られた保護者のなかにはあそびのおへやに興味をもって見に来られる方が多いようで午後の時間も引き続き参観されていました。 年少組はリトミックとサッカーをしましたが遠巻きにビデオで撮影したり学期ごとに集団でまとまって活動したりしっかり話が聞いたりできるようになっている姿をほほえましくご覧になったりしていました
明日も大勢の方が参観に来られると思いますが共に楽しんで頂けたらと思います。
ちょっとしたエピソードをひとつ、最近年少児も片付けを手早くきれいにできるようになってきました。昨日お部屋のままごとコーナーを片付けたすみれ組のAちゃんとMちゃんはお皿の大きさを考えて重ねたり種類を分けたり頭を使ってとても上手に片付けていました。