2021年4月22日 木曜日
さて、青コースの幼稚園での遊びですが・・・なんと!!今日、昨日のブログでお伝えした年中組のたけのこの竹子さんにお友達ができました。張り紙で他の学年に「お友達を作ってね」と呼び掛けた年中児達は登園するなり「竹子さんのお友達まだかなぁ?」と竹子さんの周りをうろうろしていました。すると、ぞう組のYくんとIくんが「先生、竹子さんどうやって作るん?」と聞きに来ました。YくんIくんと一緒に事務所に行き、「古森先生~♪一緒に竹子さんのお友達つーくーろー♪」と誘いに行きました。よく聞くと、竹子さんのお友達の名前は「竹蔵さん」です。令和の時代になんとも渋いかっこいい名前です。「竹蔵さん」の名前にふさわしい、太く長く立派な竹を選ぶと古森先生が目と口を切ってくれました。それを古森先生の周りに集まり、じっと見ていた年長児達ですが、それを見届けるとす~っといなくなってしまいました。「あら?どうしてかな?」と思っているうちに、そこにいた年中児が竹子さんの支えとして使っていた小さな竹を見て「かわいい~赤ちゃんにしよう!」と盛り上がり、竹さんの赤ちゃん作りが始まりました。
赤ちゃんは「竹るくん」と名付けて呼んでいましたが、Hちゃんが作った竹の皮三つ編みが思いのほか似合うので女の子に変えました。名前は「竹ぴーちゃん」です。(笑)竹子・竹蔵に続き、竹ぴーと家族ができて、大人は大笑いです。竹ぴーを抱いたり、ごはんを食べさせたり世話していると、いなくなっていた年長児が「先生、これつけて!」「テープどこ?」と、どどっと戻ってきました。手には名札や飾りがいっぱいです。目と口を古森先生に切ってもらっている間にイメージをふくらましていたのでしょう。戻って来てからはあっという間に竹蔵さんを飾り付けていました。
「竹蔵さん、コロナになったらだめだから、マスクつけんといかん」「剣と鉄砲持ってるよ」「竹蔵さん、帽子とマスクがなんか・・・あ!忍者みたい!!」「竹ぴーは竹蔵さんと竹子さんの赤ちゃんなんよね。竹ぴーいっぱい食べるね。食いしん坊だね」と切ってあいている口に次々と切った野菜を入れていきます。竹子さん一家の話題で持ちきりの子どもたちです。竹子さん竹蔵さん竹ぴーをまるで本当の仲間のように扱う子どもたちを見て、かわいくて楽しくて、つぶやきに耳を傾けながらにこにこが止まらない教師達でした。竹子さん一家がどうなっていくか、楽しみがいっぱいです。
今日から自由登園が始まりました。今週は、赤コースは新園舎で過ごします。登園して来た子ども達は自分達のロッカーに荷物を片付けると、子ども達は元気に外に出ていきました。年中のぱんだ組とりす組は、古森先生から築山で遊んでいいよと声を掛けてもらい遊びに行きました。前日古森先生とした約束がありました。築山で遊ぶ時には置いてある工事の道具に触らない事、斜面にある倉庫に近づかないようにするなどいくつかの約束がありました。子ども達はしっかりと覚えていて、「下まで行かない」「行ったらダメ」と次々と声を掛け合っていました。築山に登った子ども達は滑り台のように滑ったり、友達とコロコロと転がり降りたりしていました。今日は天気も良く暑いな~と思いながら築山にあるトンネルを覗き込むと、数人の子ども達が寝転がり「冷たくて気持ちい~」と涼しんでいました。トンネルが涼しいことに気がついた子ども達が次々と入ってきて溜まり場になっていました。
年長のきりん組さんは、新園舎でピーター先生の英語がありました。何だか楽しそうな声が聞こえてきたので行ってみるとピーター先生の体の動きに合わせて、自分達も体を動かして笑顔いっぱいの年長さん達がいました。普段の自分達の部屋でしているのとは違った雰囲気もありとても楽しそうにしていました。
今週と来週は赤コースが、新園舎で過ごします。子ども達と密にならないようにより一層気をつけて遊ぎ場生活を楽しみたいと思います。