幼稚園の日記(ブログ)

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  2021年3月21日 日曜日

暖かい日差しの中、きれいなチューリップや菜の花が咲いているのを見ると、もうすっかり春がやってきていると感じる日々です。

ポカポカ陽気に誘われて、外遊び大好きなひよこ組の子どもたちは、保育教諭の動きを察知して、帽子と靴を自分で準備して集まり始めました。あっという間に準備完了。集まって座りお話を聞きます。歩いてテラスまで行くときも足早になり、ウキウキ楽しみな様子が伝わってきます。

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砂場へ行くと、子どもの背丈ほどの砂の山ができていました。自分でスコップを持ってきたIくん「おっきな おやまに なっとるね~」と興奮した様子で教えてくれました。「おっきね~~」と相づちを打つSくん。2人でスコップで山を崩しながら、会話も楽しみながら遊ぶことも増えてきました。

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Yくんは小皿に砂を入れて松葉を2本立てて、倒れないようにそっとそっとハウスの中に運んでいきました。ハウスの中に座り、手拍子して体を揺らしています。まるでお誕生日のお祝いでもしているように楽しそうにしていて、とても可愛らしかったです。以前だと砂場に座って、スコップですくって器に入れることを楽しんでいた子どもたちですが、自分で作ったものを別の場所に運んだり、友達と共有して同じ空間で遊んだり、ごっこ遊びへの発展が見られるようになってきました。

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また別の日、ハウスに次々と入ったり出たりを繰り返していた子どもたちに、途中でハウスの外から「トントン」とノックしてみました。すると子どもたちの動きが止まり「きゃ~~~~~!!」と大騒ぎになったのです。とっさに保育教諭が声色を変え「ハウスの中にいるのは誰かな~~?」と声をかけると、ハウスの中から出てきて保育教諭に向かって強く「ふ~~~~~」と息を吹きかけて、保育教諭を吹き飛ばそうと必死です。3びきのこぶたの絵本だとオオカミがふーーーっとするのですが、先日のおゆうぎ会でれもん組とみかん組さんがした、古森先生のアドリブたくさんの「オリジナル3びきのこぶた」を、もも組の子どもたちしっかり見ていて覚えていたのです。1歳児でも楽しいことは良く覚えているのだなと感心しました。

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入園したばかりの頃は、座って集まることや、一緒に何かをする事が難しかったもも組でしたが、今は座ることも待つことも、とっても上手になりました。「自分でズボンをはきたい」「自分でスプーンで食べたい」「自分で片付けたい」など、日常のことが少しの手助けでできるようになり、「自分で出来た」を実感し、誉めてもらって嬉しい喜びへとつながっています。この一年を通して、大きく成長したもも組です。もも組で過ごす日々は少しとなりましたが、楽しい嬉しいが増えるよう、笑顔で保育したいと思います。

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