2021年3月12日 金曜日
今朝は、9時頃から小雨がパラパラし始めた為、テラスでの遊びも、戸外遊びも片付けとなり、各部屋の中で過ごすことになりました。
同じ中央棟のフロアーでは、年少児がアルバム整理をしたり、劇遊びの準備をしたりして過ごしていました。
たんぽぽ組では、丸の中に絵を描いたり、先日作った花を花束にしたりしていました。プレに入ったばかりの頃は、形にはまだなっていなくて、線をいっぱい描いてあったり、色々な色でグルグルと描いてあったりしていましたが、今ではしっかり目、鼻、口、髪、耳も描いて、誰が見ても顔だと分かる絵が描けるようになりました。また折り紙も最初は「どう?」「出来ない」と言っていたのが、今では「チューリップ?」「はい 出来た」と折って見せてくれるようになりました。花につける剣も「先生 剣作って」と言っていた子ども達が、自分なりに広告の紙を横にして細長く巻いていったり、上手な子は指を使って斜めに巻いていったりして、「出来たよ 見て」と見せてくれるようになりました。その剣の先にチューリップをつけた花を包装紙で巻きました。2月2日の節分の日、海苔にご飯をひろげて、さくらでんぶんと7種類の具をのせたものを自分達で巻いたプレさん、一人で上手に花を巻いて、セロハンテープで止めて、できると嬉しそうに友達と見せ合っていました。誰一人「出来ない」と言う子もいなかった事に驚くと共に、子ども達の成長がとても嬉しく感じました。セロハンテープを切るところも、以前なら「いる」と言って、セロハンテープの台の向きをかえたり、「先生 くれん」と言ったりする姿が見られたのですが、今では友達が終わるまで待ったり、「いいよ」と向きをかえてあげたりする姿が見られるようになり、心も成長している事を感じました。
帰る前には、後3日しかこの部屋に来ない事、その後は新しいプレのお友達が来る事等を話すと、「年少さんになるんよね」と言い、「きれいにしないといかんね」と言う姿が見られました。そしてみんなで部屋をきれいに掃除し始めると、Aちゃんは「上がとどか〜ん」と言って、S先生に肩車をしてもらって拭いていました。「机も拭いていい?」「椅子は?」と次々気付く子ども達に「みんなですると速いね〜」と声をかけました。もうすぐ みんなは 年少さ〜ん 年少さんになって、友達と力を合わせてする楽しさを味わってほしいと思い出した。