2021年1月28日 木曜日
今日の園庭は、いつもと何かが違います。園長先生や先生方が朝からじゃがいもを洗って、切っていました。それを見たたんぽぽ組の子は「じゃがいも屋さん?!」するときりん組のR君は、「ポテト屋さんや。だって鍋あるし。前した時も鍋あったもん」と言っていて、さすが年長さんだなぁと思いました。ポテトを揚げているすぐ上のたんぽぽ2組の部屋には、ポテトを揚げ始めると、いいにおいが昇ってきていました。そこで、「いいにおいがする」と2階のテラスからのぞくともうすでに他のクラスの子達が並んでいました。お兄さん達から「100円いるよ。カップも自分で作るんよ」と聞いた子ども達は、急いでお部屋を片付けを始めました。「早くお金とカップ作らんと」と言いながらいつもより早く片付け終わっていました。お金作りでは、満3歳児が100円という文字を書ける子がいて驚きました。袋作りでは、ポテトを入れるから落ちないように折ろうねと言って折って見せると、今までにシール帳折り紙などを経験していることから、一生懸命折っていました。
作った袋を持って並び、順番にポテトを入れてもらうとみんな嬉しそうに、落とさないように注意しながら椅子まで持って行って1本1本、味わって食べていました。「美味しかったね~」と言いながらお部屋に帰るとおかわりが届きまたまた大喜びで食べていました。干し柿をむいた時干しておいた柿の皮もチップスにして頂くと「あまーい」と言って食べていました。苦手な物が多く、なかなか食が進まない子もみんなが食べ美味しそうに食べていると食べてみようと挑戦して食べれる子が多く、環境って大事なんだなぁと感じました。
9月から始まったたんぽぽ2組は最初は、同じ遊びでも個々で遊んでいることが多かったのですが少しずつ友達と遊ぶようになりお部屋のままごとでも1つのお皿を使って何かで料理を作ったり、外では2人、3人で砂場でケーキやトンネル、滑り台を滑ったり、自転車に乗って同じ所に向かって走ったり、、、友達同士で会話しながら遊ぶ姿が見られるようになりました。1つのボールをみんなで追いかけゴールを守るキーパーが出現したり、ルールを教え合ったりと集団の遊びも楽しめるようになってきています。4ヶ月でこんなにも成長した子ども達の姿を見て環境によりこんなにも子どもの成長が違う事に驚かされます。4月に年少になる子ども達のこの時期の発達の姿を見落とさないようまた、できるだけ自分でできることやしたい事は任せて見守ったり援助したりしていきたいと思います。