2021年1月29日 金曜日
今朝は昨日までの暖かさはなくなり風も冷たく雪もフワフワと降ってきていました。
バスから帰り部屋に戻ると、りす組のN君がみかんの種類が載っているページを見ながら何やら探していました。担任から話を聞くと、今日は保育園の山岡先生から甘平という品種のみかんをいただいたので本に載っていないのか探していたのでした。
りす組さん数人で、たんぽぽ青組のテラスに、甘平を大、中、小と大きさごとに並べていました。そこでは、数人の年長さんが分かりやすいようにと分けて並べていて、ぞう組のY君はどのクラスが取りに来ていないのか一目で分かるように、クラス表示を作ってくれていました。そして、実物の甘平と写真の甘平を見比べていました。
年中さんは大が2個、中が2個、小が1個の計5個づつ頂くと、部屋に戻る前にひよこ組の山岡先生に「甘平ありがとう」とお礼を伝えて、途中部屋で製作活動をしていたぱんだ組にも立ち寄り「甘平りす組はもらったよ」と嬉しそうに報告して見せました。するとぱんだ組の教師が「ぱんだ組さんはどうする?」とみんなに声をかけると「取りに行ってくる」と数人の子ども達がすぐに立ち上がって取りに行っていました。
並んでいる中からおいしそうな甘平を選んでいるときに、「この前屋外遊ぎ場に行って皆で採ったみかんは何だったかな?」と聞くと子ども達はすぐに反応して「いよかん」と大きな声で答えました。次に「給食で食べたみかんは?」と聞くと、「温州みかん」とこれもすぐに答えました。最後に「ポンタ農園さんからいただいて、魔法をかけて皮を取りやすくしたのは?」「ネーブル」と返ってきました。「今日甘平を食べたら4種類も食べれているね」と言うと、子ども達は笑顔いっぱいで嬉しそうでした。降園前に皮を剥いて子ども達にひと房ずつ渡すと匂いを嗅いで「甘い匂いがする~」「美味しそう~」と待ちきれない様子でした。そして、みんなで「いただきま~す」と言って口に入れた途端「甘~い」「一番好きかもしれな~い」と近くの友達と伝えあっていました。
今日は、昼食前に避難訓練をしました。前回までは、園長の放送を聞いて避難する際の約束事や対処の仕方を教えてもらってからしていたのですが、今回はクラスやホールなどでの活動中に警報が鳴り、とっさに自分達で行動し教師の指示を待って次の行動に移ることが出来ました。突然の放送でしたが、子ども達は落ち着いて話を聞き園庭に素早く集まる事が出来ていました。今後も様々な訓練を通して、どんな時も落ち着いて避難できるよう備えていきたいと思います。