2021年1月19日 火曜日
★昨日の心温まるエピソードその1
~ひとつ学んだゆきやこんこ♬~
昨日は朝からとても寒い一日でした。外で遊んでいるとフワフワっとそらから雪が降り始めました。それを見た三葉っ子たちは大喜び!「ゆきだ~!」と部屋にいた子も嬉しそうに外に出てきました。その時、放送で「ゆき」の歌が流れていたのですがその中の歌詞にある『わたぼうし』って何?と疑問に思ったY君が古森先生に聞きに行きました。
わたぼうし・・・古森先生はすぐにコットンを持ってきて中のフワフワの綿をつまんで飛ばして見せてくれました。綿はフワフワっと雪のように地面に落ちていきました。「このフワフワの綿は雪に似ているよね。だからこんな雪を「わたゆき」と言うの。わたぼうしというのは、歌にもあるように山が綿雪の帽子を被っていることだよ。!」と教えてくれました。Y君もなるほどとうなずいてよくわかったようでした。歌の歌詞には一つ一つ意味があります。私たち教師も歌詞の意味やストーリーを話しながら子どもたちと情景を思い描きながら歌っていきたいと改めて感じました。いつか山が綿雪の帽子をかぶっているところが見れるといいですね。♬雪の日が楽しみです!コロナのせいで年長さんの雪遊びがなくなって残念でした。来年は行けるといいですね。
★今日の心温まる裏エピソードその2
昨日は凍えるような寒い1日でしたが今日はうって変わってお日様の日差しが心地よい1日となり子どもたちは笑顔いっぱいで遊んでいました。どの遊びのコーナーを見ても笑顔があふれていてお日様パワーはすごいなと思いました。
そんな中、羽子板を見ていた園長が一言。「どちら側で羽根つきをするのかみんな知らないね」とつぶやき、『羽子板は絵がある側が表、絵がない側が裏だよ」と言って裏で羽根つきをすることを教えてくれました。
その話をじっと聞いていたりす組のK君は、羽子板を大事に抱え絵のない側を確かめながら羽根つきをし始めました。日本古来の伝統的な遊びの本当の意味を遊びの中で正しく教えていかなくては。知っているのと知らないのとでは大違いです。昔の人々は伝統的な行事の中で人が生きていくために必要な心や願いを込めて祭りごとを大切に引き継いでいたのです。三葉の子たちには、今の時代だからこそそのような心を教師がちょっとずつ気付かせて繋いでいきたいと思うのです。そういう機会を大切にしていきたいと思います。
さて、今日年長児たちは、ケーブルテレビの「スマイルkids」園児同士のインタビューの撮影がありました。朝から子ども同士で「大きくなったら・・・・」「何の食べ物がすきですか?」とインタビューの練習をしていました。先生たちも次々と年長さんのインタビューに答えていました。
練習は和らいだ雰囲気の中で行われていましたがいざ本番になると練習では笑顔で答えていた子も緊張し、表情ががこわばってしまう子が出てきました。そこで園長は、待機場所を少し離れた場所に変えました。そして順番が来ると「笑顔だよ~いってらっしゃーい」と言って背中をポンと押し出してくれたのです。
そうすることでリラックスして本番を迎えた子供たちに笑顔が戻るのです。一人がマイクを持ってインタビューをし終わるとマイクを相手に渡します。お互いがインタビューをし合っている姿を見ると何だかチビッ子アナウンサーたちのようにも見えました。緊張してインタビューの内容を忘れてしまった子には、相手の子がそっと教えてあげるほほえましい姿も見られました。また普段は元気いっぱい走り回っているA君が緊張でカチンカチンになっているのを見てちょっぴり驚きました。人前で発表するのが苦手なB君も一生懸命自分なりに大きな声でゆっくりと話しているのを見て感動しました。「好きな動物は何ですか?」の質問に『ワニ!』 と答えた子が多くいました。作品展の時に年長児たちが藁で作った『ワニ』を思い出したのでしょう。ワニに対する思い入れが大きかったのだと思います。やっぱり体験は心に残るのですね。
そして、「好きな食べ物は?」の質問で印象に残ったのが「お漬物!」美味しいお漬物(お母さん手作りかな)でお茶漬け!これはまた美味しいですよね!私も朝インタビューされたのですが思っていることと違うことを答えてしまったり、ちょっと考えてしまったりしていたのですが子どもたちはちゃんと受け答えができていてすごいと思いました。
今日の撮影の中で色々なドラマがありました。年長さんは卒園DVD撮影もあるのでとても良い経験になったと思います。
この撮影風景は、2月と3月の2か月に渡ってケーブルテレビで放送されます。ケーブルTVが見れない方には申し出て頂きましたらDVDでご覧になっていただくこともできます。詳しい日程は後日お知らせ致しますので楽しみにしていてください。