2021年1月18日 月曜日
今朝は、テラスまで陽が差しポカポカ陽気で、園長が2年階へ来て部屋よりテラスの方が暖かいからと遊びの環境のお引っ越しをしてくれました。2階のテラスから下の園庭にいる先生が目に入り、「先生」と手を振ったり、隣のクラスの遊び道具が目新しくそこに行って合同で遊んだりしていました。
しかししばらくすると、あれほど晴れていた空がどんより曇ってきたかと思うと、空から白い小さなものがチラチラと降ってきました。「わぁー!雪」「先生 雪」「雪が降ってるよ」とテラスで遊んでいた子ども達も降ってくる雪に気付いて、大喜びで雪をつかもうと飛び跳ねたり追いかけたりしていました。
テラスの遊びは中止して、部屋の中に戻ったのですが、暖かい松山ではなかなか雪に出会えない事もあり、子ども達は寒さなど気にせず大喜びで外へ行ったり、窓から眺めたりしていました。
「雪が積もったら、雪でいっぱい遊べるのにね」と声をかけると、「雪だるま?」とAちゃん、「雪だるまだけじゃないよ」近くにあった新聞紙を破って丸めて投げてみると「わぁー!する」と乗ってきました。「雪合戦って言って、こうやって雪を丸めて投げるんだよ」と話すと、周りで遊んでいた子も寄ってきました。Y君「これ、どうしたらいい」と破いた新聞紙を持ってきました。教師の横で座って丸めていたkちゃんの様子を見てY君も手にした新聞紙をくちゃくちゃと丸め始めました。ついにクラス全員の子ども達が丸めたことで、新聞紙の雪の玉が山の様にできました。しかしお部屋は遊んだまま…。そこでみんなで片付けてから雪合戦をすることにしました。
片付け終わると、かごいっぱいになった新聞紙の雪の玉を床に広げると、それぞれが思い思いに雪の玉を手にとり上に投げて落ちてくるのを楽しんだり、友達と投げ合ったりして遊び始めました。籠を持ってくるとみんなが今度は玉入れです。いっぱいになると教師が籠を逆さにして玉をばら撒きます。すると「わぁー!」と駆け寄って拾うともう一人の教師に投げたり、中には背中に入れようとしたり、大騒ぎしていました。何回か繰り返しているうちに子どもの方から「もっと高い所からして」と言う注文で、高い所から雪の玉を降らせると、子ども達も台の上からその中にぴょんと飛んでごろごろと転がったり、拾っては教師に向かって投げたりしていました。
沢山遊んだ後、ビニール袋にその新聞紙の雪の玉を集めて入れて口を縛ると、白くて丸い玉が2個できました。それをくくったところを合わせて結ぶと「雪だるま!」とNちゃんが叫びました。「目がいる」と言い、クレヨンを持ってきて描こうとすると、今度はRちゃんが「ボタンがいる」と言いました。(自分達で作って飾った雪だるまの胸にボタンをつけたのを思い出したようです。)そしてクレヨンを持ってきてボタンを作ってくれました。まゆ毛、口、鼻が付くと、M君が「帽子がいるよ」と言って、新聞紙を伸ばして丸めたドーナッツの様な帽子を持ってきてかぶせ、「雪だるまが出来たー!」と嬉しそうに触っていました。
今日は雪が降ったことで、お部屋で新聞紙を使っての雪遊びを楽しむことが出来ました。自然やとっさの出来事に気付き、そんな出来ない体験をさせていきたいと思いました。
今日の給食です。