幼稚園の日記(ブログ)

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  2020年12月21日 月曜日

先週、金曜日にもちつきを経験した子ども達が登園してきて「先生、おもちお母さんにわけてあげたんよ」「お父さんがおいしいって言ってたよ」と嬉しそうに話してくれました。家庭に帰ってまた楽しいもちつきの余韻がそのまま表現できたようで、より一層子ども達の心に残る行事になったんだなと嬉しく思いました。懇談でも保護者の方から「おもちおいしかったです!」「楽しみに待ってたのにお弁当箱が空っぽで笑ってしまいました~それほどおいしかったんでしょうね」とお礼や感想をたくさん聞かせていただきました。ありがとうございました。

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今朝、干し柿を準備しているときりん組のTくんとDくんが近くに来て「何してるの~?ぼく干し柿好きなんだよね~」「いいなぁ~食べたいなぁ~」とキラキラした目とかわいい声で話し始めました。かわいいおねだりの圧に負けてちょっぴりお味見をしながらTくんDくんにも手伝ってもらいました。「こっち持ってて!今何個入れた?」と数を確認しながらせっせと袋詰めをしてくれました。

今日は終園式です。みんなが集まってる時は静かにしようねという約束で式が始まりました。最初、少し締まりがなかった子ども達ですが年長児が「はい!」と返事をしたり、素早く立ったりする姿を見て教師にも褒められ、小さい子も自然に真似をするので年長児は更に鼻高々でした。4月に進級して一つお兄さんお姉さんになるのは4月だけど、”年”が一つ大きくなるのは1月だよとお正月の話を古森先生にしてもらいました。鏡餅にお供えする昆布は”よろこぶ”、橙(だいだい)は”お父さん、おじいちゃん、ひいおじいちゃん、ひいひいおじいちゃん…・お母さん、おばあちゃん、ひいおばあちゃん、ひいひいおばあちゃん…と代々みんなが幸せに暮らしていけるように”等一つ一つの意味を教えてくれました。又、十二支の干支の話をしてくれました。ねずみ・・・赤ちゃんをたくさん産む、子孫繁栄 丑・・・車がない昔は田んぼや畑で働いてくれる 寅・・・賢くて自分で考えて動ける 卯・・・かわいく優しく見えるけど実は強い!前に向かって飛び跳ねていく 辰・・・神様、権力者、えらい 巳・・・大きくなると皮を脱いでどんどん大きくなっていく、自分で生きて行ける 午・・・丑と同じように田畑で力いっぱい働ける 未・・・仲間と一緒にいる、家族とずっといつまでもいられるように 申・・・頭がよくて神様のお手伝いをすることができる 酉・・・たまごをたくさん産む、商売繁盛 戌・・・利口で家を守ってくれる 亥・・・力持ち、又いのししの肉を食べると強くなれる、猪突猛進。 世界がこんな人たちでいっぱいになればいいなと願いが込められた十二匹の動物たちなんだそうです。へぇ~!と思って聞くのは子どもだけではなく教師も一緒です。古森先生の話を子ども達と同じような表情で聞き入っていました。

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冬休み中の約束「コロナや風邪に気を付けて、元気に遊ぶ、御節やご馳走を食べ過ぎない、知らない人についていかない、道路に飛び出さない、交通事故に気を付ける」これを守ってまた新学期に集まろうねと話をしました。

 

中国でコロナウイルスが流行り始めているとニュースになってほぼ一年が経ちます。未だに収束とはならず、早く収まってくれることを願うばかりです。しかし、今年はいろいろな新しいことにチャレンジできた年でもありました。すべてが”例年通り”とはならず一から考え直すことが多い一年でした。でもそれは私たちにとってとても良い学びになったし、子ども達にとっても新しい経験をたくさんさせてあげられたと思っています。残りの3学期も気を抜かず、学年の締めに向かってさらに楽しい生活ができるようにしていきたいです。来年もよろしくお願いします。