2020年12月9日 水曜日
今朝、砂場で年少児達が集まって何かを作っていました。行ってみると、さくら組の子ども達が考えながら長い水路を掘っていました。さくら組のH君は、2つのパイプをどうしても繋げたくて土を上からかぶせて繋げていました。「どうなるのかなぁ」と教師も手伝って水を入れると、漏れることなく水路に流れていきました。教師達が「すご〜い!」と拍手するとH君は満足そうにしていました。
さらに長い穴を掘り続け、水路を長くしましたが今度は水が全然流れてこないという問題が発生しました。「どうしてかなぁ」と考えていると、またもやH君がひらめきます。「坂道じゃないからかなぁ」と言い、平らな道が斜めになるようにスコップで掘っていきます。ようやくみんなで協力をして水路ができると、そこからスコップを水路の間に渡してトンネルを作ったり、といを斜めにして滑り台のようにしたりと工夫をしていきました。
年少児は入園当初、ひとり遊びが多く、友達の近くにいても平行遊びをしている姿がよく見られていました。しかし、最近の年少児は、砂場にいても大きな山を一緒に作ったり、友達を誘ってしっぽ取りや鬼ごっこをしたりするなどみんなで遊ぶことが楽しいと思えるようになり、協同性が身に付いてきました。2学期残り数日ですが、 クラスの子ども達の仲も深めながら1日1日大切に過ごしていきたいと思います。
また、ちゅうりっぷ組の子ども達はクリスマスツリーの壁面作りをしました。ハサミやのりの使い方も教師と一緒に確認しながら自分達なりにツリーの飾り付けをしました。折り紙の星が上手に切れた子ども達は、「できた〜!見て〜!」と見せ合っていてとても可愛らしいなと思いました。金曜日のお楽しみ会を楽しみに明日も楽しく過ごしたいと思います。