2020年12月8日 火曜日
昨日、年中4クラスでコスモスの種が少しずつ出来ているのを見て、これから毎日観察して種が出来たら大切に採っておこうと約束しました。りす組のKちゃんは、自分の植えているチューリップに水やりをしていて、ハッと思い出して「コスモスにもお水あげなくちゃ!!」と言ってコスモスを見に行きました。すると昨日花が枯れて開いていた種は全て収穫していたのに、今日もまた新たに開いている種を見つけました。ぱんだ組のKくんとりす組のSくんもやってきて1粒1粒とっても小さな種を採っていました。「これなん粒あるんだろう??」とみんなで数えてみると4、5輪の枯れた花から56粒もの種が採れたので驚きです!!人間だと建物や人にも守られるにで、1人ずつ産まれていく命ですが、お花の命は虫や鳥に食べられてしまうこともあるのでたくさん種ができる事を話すと、まだまだ種が採れそうな枯れたところがたくさんあるので、出来るだけたくさん採りお花の命をみんなで守っていこうと話し合いました。
1人1鉢で栽培している、友達のチューリップが1つだけ芽が出ていることに気づいたぱんだ組の子どもたちは、自分の鉢も急いで水やりをしたり雑草を抜いたり、いそいそと世話をしていました。冬場大切に育てることで春に綺麗な花を咲かせるという事を経験してほしいと思っています。
一方、園庭のサッカーコートでは、年長児が部屋に入っていなくなると「僕たちの番がやってキタァー!!!」と言わんばかりに年中児たちが次々とコートに入って遊ぶ姿があります。年中さんでもゴールに向かって勢いよくボールを蹴ったりそのボールをブロックしたりと、その姿はとても逞しく 、また自分たちでルールを指摘し合いながら覚えていく様子は子どもの主体的な育ちを感じました。
ぱんだ組では、「まだまだ外でいっぱいあそびたい!!」と元気が有り余る様子で子どもたちが話すので「じゃあ、みんなでドッジボールしてみる??」と提案すると「するー!!!」と元気いっぱい、やる気満々で返事が返ってきました。今日は柔らかいボールを使って、少しずつルールを教えながら遊んでいきました。始めの方は逃げることだけに一生懸命になっていましたが、“1バウンドはセーフ”というルールが理解できると積極的にボールも取りに行くようになってきました。1回戦は、男の子も女の子も8対8の引き分けでした。さて、2回戦。「絶対勝つぞー!!!!」と気合い十分な男の子たちは力いっぱいボールを投げますがなかなか女の子に当てることができません。遠くへ転がって、狙いを定めている間に女の子たちに逃げられてしまうのです。一方、頭をくるくると働かせた女の子チーム!Hちゃんがボールを拾うと目の前に立っている男の子に“ポン”と当ててその反動で返ってきたボールをそのままキャッチして隣の男の子に当てて、またキャッチ、と連続で4人も次々と当てていきました。こうして力と知恵の勝負の軍配は女の子に上がり、2回戦は女の子の圧勝でした!教師が教えたり、笛を吹いたりしなくても、応援しているだけで自分たちで考え、指摘し合い進めていました。
体をたくさん動かして遊んだ後は、たくさん落ちているイチョウの葉で大きなブーケを作る競争をしました。綺麗なイチョウを見つけて拾っていると「赤い綺麗な落ち葉もある!」と言ってオリジナルのブーケを作っていました。真冬になるまで、もう少し秋の余韻を楽しめそうです♪