2020年11月14日 土曜日
今日は令和2年度の作品展・バザーがありました。秋の作品展は作品と絵の1点ずつを出品していますが、春の作品と比べて子ども達の表現力の豊さと心と技術の成長を感じられた催しとなりました。子ども達の展示作品には、コロナ禍だからこそ日々の楽しい活動の一瞬一瞬がより心に残り、体験として表現されていて心が温かくなりました。そんな子ども達の「たのしかったね!」がいっぱい詰まった作品展の様子を紹介したいと思います。
作品が展示されている保育室やホールでは、「ぼくのさくひんは、こっちにあるよ!」「ここにわたしのえがあるけんね!」と保護者の手を引っ張りながら、なんとも嬉しそうな顔で自分の作品を見せ、なかには友達の作品まで説明している子ども達もいました。保護者の皆様も子どもの話を聞いたり担任のコメントを読んだりしながら、たくさん褒めてくださっている姿が見られ、とても嬉しくなりました。共同作品には木材や稲わら、麦わら等の素材が使われ、コスモスやひまわりの種等の自然物の展示からも、子ども達の生活の様子を感じとって頂けたのではないかと思います。正門横に展示されていた年長児が作った等身大のワニの親子は、大迫力で来た人達を驚かせていました。又、子ども達の木工作品の材料の木材を提供してくださった寿建設の社長さんも来てくださって、子ども達のすばらしい発想に感動されていました。
食べ物コーナーが縮小されるなかでも、先生達のお店と喫茶は健在です。子ども達は教師達のお店で、自分のほしい品物を選んで自分でお金を払いました。保護者も「10円が何枚いるかな?」と一緒に考えて、買い物を見守ってくださっていました。なかには欲しい品物のお金が足りないからとお母さんと相談し、家でお手伝いをすると交渉して買い物をしている子もいました。又、秋祭りの時に作った手作りの買い物袋を大切にとっておいて、今日の買い物に持ってきてくれている子がいて、とても嬉しく思いました。喫茶では、この日しか食べられない園長手作りの芋アイスやみたらし団子が完売し、大好評でした。
今年度はコロナ禍だからこそと「子どもだけの運動会」「夏祭り」「お泊まり保育」「秋祭り」「秋の運動会」等と、精一杯の工夫を凝らして保育、行事を行ってきました。今日の作品展・バザーでは、後援会のバザーの食べ物の縮小や滞在時間の制限等の規制がある中で、たくさんの保護者の方に来園していただき、子どもと一緒に楽しみながら、園生活の一端を作品を通して見て頂けたことと思います。
ご協力いただいた地域の方々、保護者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。