2020年11月8日 日曜日
ひよこ・ぴよぴよの運動会は終わりましたが、まだまだ運動会の余韻が消えないもも組さんです。
音楽デッキの前に行き「ん!ん!」と音楽を流してほしいとアピールするSくん。保育教諭が曲を流すとみんな自然と踊りだします。
ストップゲームで使ったタンバリンや鈴マラカスも、いつもは保育教諭が持ってましたが、自分達が持つと嬉しそうにお部屋の中を走ります。そしてつられるように周りの子ども達も走り、「バン!!」と音が鳴るとピタッと止まる。そしてまた走り出す子ども達。本当に良く見ています。マラカスを持って走る子どもは、保育教諭になりきって楽しそうにしている姿がとても可愛いです。「もっかい!」と言い手で1を作って、曲を流してと言ったり、鈴マラカスも自分の番が終わったら「どうぞ」と次の友だちに渡すこともできるようになりました。
また、日差しが暖かいと感じるある日、テラスに室内で使用している遊具を出してみました。するとすべり台に目を輝かせ、嬉しそうにチャレンジするYくんとKくん。自分で登って滑るのも安定してきて上手になりました。
大型ブロックは平らに並べたものを一本橋にして、用心しながらゆっくりゆっくりと立ち上がり、一歩ずつ踏み出して歩くYちゃんとOちゃん。すぐに降りてしまうKちゃん。遊び方は様々ですが「できたよ!みてた?」と保育教諭の顔を見る顔は、笑顔でみんな満足そうです。
その大型ブロックも同じように並べていても、時には椅子となりそれぞれのスペースに座り日向ぼっこを楽しんだり、周りを囲むように置いてその中でままごとをしたりと、1つのもので色々と遊びが変化していくのも「~するもの」という固定概念を持たない柔軟な、又、あらゆるものに好奇心を持ってかかわり生きるための様々な体験をして成長していく幼児ならこそだと、見ていておもしろいなと思いました。
1歳児の毎日は、体を動かして、指先を使って、頭で考えてと大忙しです。その中でできなかったことができるようになったり、言葉が出るようになったり、1日1日成長していく子ども達です。興味津々・好奇心旺盛の子ども達の成長を手助けできるよう、日々関わっていきたいと思います。