2020年11月6日 金曜日
今週は、運動会後の園庭環境の作り方について反省をすることから始まりました。木工遊びやわら遊びといった静の活動は、どの場所がよいのか、固定遊具は何をどこに設置するのがよいのか、古森先生の指導を受けながら直していきました。
そして、この一週間をみてきて、園庭の中央に置いたジャングルジムには、大きい子、小さい子、どの子もよく登って遊び、雲ひとつない青空を見上げて「カラスがとびよる」と嬉しそうに指さしていました。その隣を、フラフープで遊ぶスペースにすると、フープを置いて”ケンケンパ”をしていました。三輪車に乗る子どもたちが、その中に入ってしまうので外側を囲うようにラインを引き、三輪車ロードを作りました。今日もその道を走っていると、今度は歩いて入って行く子がいて、危ないなと思ったので、横断歩道を描いてみました。今、信号のない横断歩道で、歩行者が待っていても、止まらない車が多いというニュースもあります。でも、三葉の子どもたちは、横断歩道を見て、三輪車を止め、歩いている友だちを通らせてあげていました。
そうしていると、年長さんから「信号がいる」と声が出て、カラーコーンやボールの色で信号機を作りました。すると、赤の時間が長くて渋滞が起き、長蛇の列になっていました。抜け道を作ると、気づいた子はそちらを通り始めました。すると今度は、抜け道にガソリンスタンドができ、ガソリンの渋滞が起きていたのでした、
そんな子どもたちから少し離れた所では、フラフープに入って連結して電車ごっこをしている年中さんがいました。うさぎ組の男の子がその電車が来るまでに、せっせと地面に指で線路を描いていたのが面白くて笑ってしまいました。
動く遊びと静かな遊び、その中でも使う道具や遊び方によって、園庭をどのように使うか、毎回考えさせられますが、考えて悩むことで、私たちも子どもたちと一緒に成長しているのかなと感じました。
さて、年少児は新園舎の図書館に絵本を借りに行きました。絵本サークルのお母さんに、元気よく「おねがいします!」「ありがとうございました!」とあいさつし、一人一冊好きな本を借りました。その後、避難用のらせん状になったすべり台をすべる練習をしました。何のためのすべり台かをきちんと伝え、真剣にすべり、下まで降りるとすぐ走って逃げました。よく話をきき、理解して行動することが、少しずつ身についてきていると感じました。
さて、昨日のこあら組のさつま芋掘りは、りす組のお兄さん達がスコップで土を柔らかくしてくれていたおかげで、こあら組さんの小さな手でも沢山お芋を掘ることができました。そして、自分達で掘った大きなお芋を一生懸命持ち上げて嬉しそうに見せてくれました。
初めての子ども達だけの園外保育でしたが行き帰りの道中も友達と手を繋いで歩きながら可愛い木の実を見つけたり、電車に手を振ったりして楽しい時間を過ごすことができました。今朝、こあら組に妹がいる年中のAちゃんから「家でもお芋掘りの事を話していたと聞き、家族で話題になっていたんだなぁと微笑ましく思いました。