2020年11月4日 水曜日
今日は、木工コーナーの隣で年中児がアイデアを出し合いながら、ピタゴラ装置を作っていました。Yくんは、細長い木を3個組み合わせてビー玉を転がすためのレールを作っていました。細い木を釘で打つのは難しく、教師に手伝ってもらいながらなんとか長さの違うレールを作りました。レールが完成すると、次はいよいよ装置の組み立てです。大きな木を積み木のように積み上げて、土台を作るとそこへ、レールを真っ直ぐになるように置いていきました。レールが繋がると、いよいよビー玉を転がす時です!子ども達が真剣な眼差しで見つめる中、ビー玉が転がり始めました。しかし、レールとレールの間隔が大きすぎて途中で落ちてしまいました。ビー玉をゴールさせるにはどうしたらいいのか考え始めると、Yくんが、レールの間隔を狭くしました。さらに、レール同士が重なっているところは、下側のレールにビー玉が落ちるように少しづつ調節しました。微調節が終わると2回目のスタートです。1回目で失敗したところは、見事クリアしました。しかし、次はレールの角度が悪く、ビー玉が後ろに転がってしまいました。次はその問題を解決するために子ども達のアイデアを出し合っていたその時!何も知らない年少さんが間違えて土台を倒してしまいました。それを見た子ども達は、大慌て!「早く直せ!」のかけ声と同時に土台を積み直しました。装置を直している時は1回目の失敗を思い出しながら、レールを繋げる位置や角度を調節しながら直していました。無事治すことが出来ると、やっと3回目のスタートです。今まで失敗したところはクリアしました。しかし、また別のところでビー玉が落ちてしまいました。再び、角度を調節です。何度か繰り返し失敗と調節を行い、最後には見事ゴールすることができ、子どものアイデアがたくさん詰まったピタゴラ装置が出来上がりました。今までいろんな遊びや経験の中で、たくさん学んだ子ども達の発想は無限大だなと感じる一日となりました。