2020年10月31日 土曜日
本日10月31日(土)ひよこ組・ぴよぴよの運動会を行いました。朝は肌寒さを感じましたが、時間が経つ毎に日も差してきて昼間は暖かく、運動会日和となりました。
昨年の運動会の反省を元に、今年は子どもの遊びを中心に内容を考えていきました。園長から「親子でする運動会」を考えていったらとアドバイスを受け、競技内容も親子で一緒にできるボール遊びやかけっこを取り入れながら進めてきました。保育園児は1、2歳児なので1歳児の動き、興味、関心のあるもの、2歳児の興味のある遊びを見ながら、1日1日子どもに寄り添う内容に仕上げていきました。まず練習の中でボールを入れるものをプールに変えたり、段ボールでお家を作ったりすると子どもたちは、ポンポン、ボールを入れ始めました。ダンボールのお家には小さな丸がありましたが、子どもたちが真剣になってしまうと未発達な子どもは穴が小さくて動きが小さくなってしまいました。その様子を見ていた園長が「ボールを入れる所は大きくしたほうがいいよ」とアドバイスしてくれたので、大きくすると子どもの顔が、パッとかわり、どんどんボールを入れて楽しめるようになりました。又、れもん組では子どもの様子を見ながら「ボールを転がす位置を変えたら」と一言アドバイスしてもらって変えると、子ども達は魔法にかかったように動きが大きくなりました。
1歳児は当日は目の前にいる保護者を見つけて満面の笑顔で胸の中に飛び込んでいきました。保護者も子どもを胸の前で受け止め、ぎゅっと抱きしめてくださって子どもはとても嬉しそうでした。その光景はとても温かく胸に熱い物が込み上げてきました。2歳児は「コーンを回ってみたら」とアドバイスしていただいたので、コーンを立ててみると見事コーンを目指して走っていき、回って帰ってきました。何回か練習していると上手になり、最初はくるくるコーンの周囲を周っていた子どももコーンを上手に回って帰ってくるようになりました。このような練習を繰り返ししているうちに子どもたちは、どんどん変わっていきました。今日は幼稚園に在園の兄弟も座席から応援してくれていました。応援合戦をしてくれたり「さんぽ」の手話を見せてくれたり、所々で盛り上げてくれました。晴天の中、子ども達の笑顔が特別に輝いて見えました。
保護者も園での子どもたちの笑顔に触れ、終始満足そうな表情で見守り、協力して頂けたように思いました。今日の運動会までの1か月、改めて、より深く1~2歳児の育ちの姿を見ることができました。これを糧に子どもの姿や育ちをしっかり見極めていきたいと思いました。