幼稚園の日記(ブログ)

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  2020年9月24日 木曜日

秋らしく涼しくなってきた今、9月の初めに生石農園から持ち帰ったコスモスがたくさん咲き出しました。登園してコスモスに水をあげ観察するのが日課になっている子ども達がつぼみを見て「もうすぐ咲くね」と話したり、「新しいお花が咲いてるよ」と友達に教えたりする姿がとてもほほえましく、コスモスを植えたねらい以上に子ども達の心の成長が見られてうれしく思っています。

そんな中にアブラムシやアリがついて枯れてしまった茎を見つけた教師が、「ありゃ~」と枯れた葉やつぼみをちぎったり、効くと言われているお酢のスプレーをかけたりしていると「先生、どうしたの?」と男の子たちが寄って来ました。「ここにアブラムシがいるでしょう~?」と話すと他のところも探して「ここにもいるよ!」と教えてくれたり、息をふ~っと吹きかけて飛ばそうとしたりして守ろうとしていました。コスモスが満開になるまでみんなで観察しながら世話をしていきたいと思います。

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運動会の年中のダンスの曲は「踊るロックンモンスター」という曲です。ちょっぴりダークなロック調の曲がお気に入りでそこそこで口ずさんでいます。先週、園長に「モンスターってどんなのかな?」と問いかけられ、子ども達と考えてみました。最初「う~ん・・・」と首をかしげていた子ども達でしたがHちゃんが部屋をキョロキョロ見渡して「あ!ピアノモンスターがいるかも!白と黒のところ(鍵盤)が歯よ!」という一言をきっかけにそれぞれが自分の考えたモンスターを言い出しました。Sくんは「この壁モンスターは体当たりで攻撃して、決めポーズはこれ!」とポーズまで考えて見せてくれました。園長に「小さい子が泣いたらいけないからかわいいモンスターがいてもいいね」と言われたのを覚えていたEちゃんとUくんは「このモンスターは泣いてる子に優しいよ」「ふわふわでぎゅってしてあげる」「おいしいキャベツを食べさせてあげる」と特徴を教えてくれました。又、Tくんは毎日新しいモンスターを考えては「こんなのはどう?」と提案してくれます。今日は「先生、あめモンスターは強いよ」と言いに来たのでキャンディーのあめだと思った私は「甘い攻撃するのかな?」と答えると「違う!違う!!あめモンスターは次、水たまりモンスターに変身するよ!」と言いました。そこでやっと”雨モンスター”だと気付き、大人では到底思いつかない発想に驚かされました。イメージがふくらみ、続々と新しいモンスターを考える子ども達、今から当日が楽しみです。

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踊りの方も、園長に面白いアドバイスをもらいました。振り付けはほとんど変わっていないものの、隊形や声かけ一つで子ども達が嬉々として動く姿に教師はあっけにとられました。モンスターの大集合!?ふわふわしゃぼん玉!?・・・詳しくは書きません♪当日までのヒ・ミ・ツです。かわいい?コワい?モンスターたちをお楽しみに!

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