2010年12月17日 金曜日
2学期も今日を含めて残りわずか3日となった今日。延期になっていた避難訓練を実施しました。時間になると部屋で待機している子ども達に「今日は火事になってしまった時の逃げ方を練習するよ。みんな運動会のとき、自分で考えてできていたよね。今日も自分たちで考えようね。」という放送が流れると子ども達は真剣な表情で次の放送を聞いていました。「焼き芋のとき、火が熱く、煙もすごかったよね。」と焼き芋のときのことを話してもらうとすぐにイメージがわき「熱かった、熱かった。」と言ったり、口を押さえる子どももいました。それから、火災ブザーがなり避難訓練開始。真剣に避難している様子を消防士さんにも見てもらい、避難した後には消防士さんから『おかしも』の言葉を教えてもらいました。『おー押さない、かー駆けない(走らない)、しーしゃべらない、もー戻らない』を3度繰り返し、『おかしも』を守ることを消防士さんと約束をしました。
その後、教師の消火訓練をし、消防車の見学をしていきました。子ども達が質問をすると全て丁寧に答えてくださり、敬礼の仕方も教わりました。子ども達みんな今日は消防士になりきって「敬礼!!」のポーズで写真も撮りました。一通り見学が終わると、年少児のK君はどうしても聞きたかったことがあったようで、一人消防士さんのところへ行き、「この黄色いボタンは何ですか?」と聞くと、「これははしごを下げるボタンだよ。」と教えてもらい納得して部屋に戻っていきました。今日、かっこいい消防士さんを見ることができた子ども達。「大きくなったら消防士さんになる。」という子どももいて大切な経験をすることができました。
年長は避難訓練の後、月曜日のおもちつきにむけてお米洗いをしました。「水が冷たい。」と言いながら手早くお米を洗っていました。お母さんが毎日お米洗いをしてくれていることに気づいたAちゃんは「お母さんにありがとうを言わんといかん。」と日頃のお母さんへの感謝の気持ちを感じていました。
そして、今日はサプライズがありました。各クラスから「ウワー!」「すごーい!」「やったー!」と声が聞こえてきました。それは、サンタさんからのもう一つのプレゼントを見つけた子ども達の喜びの声でした。大きな袋を見つけた子ども達は「先生たちにプレゼントがなかったけん先生にじゃない?」「中は何だろう?」と大騒ぎ!みんなで開けてみると『Aクンママへ サンタ』と書かれた髪どめが入っていました。たんぽぽ組のお母さん大好きのH君は古森先生に「『Hクン マ・マ・へ』って書かれてあるよ。」と言って手渡してもらうと、目を潤ませて喜んでいました。「いつサンタさんきてくれたのかな。」「お母さん絶対喜ぶよ!」と思いをもって降園した子ども達。きっと家でもサンタさんの話で持ちきりなのではないでしょうか。
『サンタさん!ありがと!!』