幼稚園の日記(ブログ)

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  2020年7月26日 日曜日

ペットボトルに水を入れて持ってくると子どもたちが何が始まるのかと興味津々で集まってきました。そこで数本のペットボトルに色別に絵の具を落とすと、何が起こるのかじっと見ていました。1本ずつ色別の絵具の入ったペットボトルを振って見せると、どんどん水の色が赤色や青色に変わっていく様子を不思議そうに見ていましたが、すぐに両手を伸ばして”ちょうだい”とアピールし始めました。いくつか色水を作って見せた後、水のみのペットボトルをAくんに渡すと保育士の真似をして一生懸命振っていました。いつまで振っても透明なまま色の出ないことに気づいたAくんはペットボトルを振るのをやめて、ペットボトルを透かして眺めていました。「絵の具ある?」と尋ねると、「ないねぇ~」と真面目な顔で絵の具が入ってないことを訴えました。絵の具がないと色が付かないことに気づいたことに感心しました。

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また色を覚えてきた子どもたちに、振る前のペットボトルを見せて「あおどこ?」と聞いてみると「あおここ!」「あーお!」と嬉しそうに何度も底に沈んだ絵の具を指さしました。少しずつ言葉も増えてきて、子どもたちとのやりとりが楽しみです。

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その後は色水が入ったペットボトルで、ボーリングや輪投げごっこをしました。最初は保育教諭に誘導されながらボールを投げたり、輪っかを投げたりしていましたが、なかなか思い通りにはなりません。しかし子どもたちは子どもなりに自分達の方法で遊び始めました。

ボーリングコーナーでは、中々倒れないペットボトルの真ん前に行って上から力強くボールを投げて倒していました。また輪投げコーナーではペットボトルを手で持ち、輪っかを通して遊んでいました。

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これは子ども達が思いついた自分たちなりの発達に合った遊びに変わっていく貴重な瞬間を見た感じがしました。子どもたちの遊びを見守っていると学べることがたくさんああります。いろいろなことに興味を持ち始めている幼児達の成長につなげていけるような楽しい遊びの環境を考えていきたいと思います。